岡部倫子「これがシュタインズ・ゲートの選択……!!」【#15】


最初から


一つ前から


200 : ◆/CNkusgt9A - 2016/07/07 16:24:03.40 It8erz8wo 2572/2638

第29章 最終章 陰謀宇宙のアンチマター(♀)


――――長い夏が終わって。

あれから世界には、概ね平和な時間が流れていた。

まあ、2010年10月中旬には世界線が大変動したことがあったけどな。

2025年頃に世界恐慌が起こるというトンデモな状況になったが、それも倫太郎の活躍のおかげで無事シュタインズゲートへと復帰した。

2010年のクリスマスイヴには、綯がダメオタ外人観光客に誘拐されるという事件もあったが、ラボメンたち......と、4°Cのおかげで事なきを得た。

未知の世界線、シュタインズゲート。そこには確定した未来など存在しない。

もしかしたら秋ごろにはラボメンたちがアメリカへ行き、雷ネットAB世界大会に出場するフェイリスを応援したり。

2011年夏に、岡部倫太郎が消失してしまうような事態が発生する可能性も、否定はできない。

選択の数だけ、シュタインズ・ゲートは存在する。

そして、今日――――

201 : ◆/CNkusgt9A - 2016/07/07 16:26:19.20 It8erz8wo 2573/2638

2016年7月7日(木)16時26分
秋葉原 未来ガジェット研究所


倫太郎(24歳)「クックック......また会ったな諸君」

倫太郎「この映像を見ているということは、諸君には"その時"が訪れてしまった、ということかと思う」

倫太郎「今、おそらく諸君は我が姿に驚愕し、狼狽していることだろう。そう、なぜなら諸君は覚えているはずだ」

倫太郎「かつてこの世界を破滅の寸前まで導いたという、最終戦争。あの辛く苦しい戦いは、すでに終結したはずではないか? とな」

倫太郎「諸君がそう思い込んだとしても仕方のないことだ。それほどまでに、あの戦いは凄惨をきわめた。諸君にも消えることのない傷跡を残してしまったことだろう......」

倫太郎「我が最後の戦いを目にした諸君と再びまみえることになろうとは、なんとも皮肉な話だ」

倫太郎「なにしろこの鳳凰院凶真、かつての戦いで命を落としたはずだったのだからな......!!」

倫太郎「だが! 言ったはずだ、この鳳凰院凶真は滅びぬ。いずれまた諸君の前に立ちはだかるだろう、とな」

倫太郎「その言葉通り、地獄のフチから蘇ってきたというわけだ! フゥーハハハ!」

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