朝潮の身長が伸びる話


2: ◆zPnN5fOydI:2017/01/06(金) 21:38:59.60 :kYvrtNl10

大潮「朝潮姉さん、身長、伸びた?」

朝潮「えっ?」

大潮は朝潮と背中を並べる。二人共改二になっており、練度の差はそれほど大きくはない。

大潮「満潮、どっちが大きい?」

満潮「朝潮姉さんのほうが、5センチくらい」

大潮「ほらっ! 朝潮姉さん、背、伸びたんだよ!」

朝潮「そ、そう・・・」

荒潮「あらあらお姉さん、私の知らない間に、成長しちゃって」

朝潮「ちょ、ちょっと・・・」

荒潮は朝潮と腕を組む。この行為自体はよくあることだが、身長差を意識すれば、朝潮にとって、また妹達にとって少し照れくさいものに感じられた。


3: ◆zPnN5fOydI:2017/01/06(金) 21:40:01.60 :kYvrtNl10

朝潮「――以上が報告です」

提督「うむ、ご苦労・・・ところで朝潮、ちょっと聞いていいか?」

朝潮「はい」

提督「・・・朝潮、身長伸びたよな」

漣「やっぱりそうですよね! 漣、最初びっくりしましたもん! 改二になって大人びたと思ったら、今度は身長も伸びてきて!」

提督「だよな! 漣と肩を並べていてびっくりしたよ!」

朝潮「は、はぁ・・・」

提督「ああ、悪い悪い。ゆっくり休んで、明日に備えてくれ」

朝潮「・・・・・・」


4: ◆zPnN5fOydI:2017/01/06(金) 21:41:41.66 :kYvrtNl10

夜戦を終えた朝潮が部屋に入る。いつもどおりの、暗い、電気の消えた部屋

大潮「朝潮姉さん!」

朝潮「うわっ、大潮。起きてたの?」

大潮「うん。それより朝潮姉さん・・・身長・・・」

朝潮「えっ?」

咄嗟のことで気が付かなかったが、朝潮には今、大潮のつむじが見える。おおよそ、10センチ程度の身長差である。

大潮「朝潮姉さん・・・どうしたの? 何か変なものでも飲んだの?」

朝潮「そんなこと、全然・・・」

大潮「本当に? 何もしていないのに、こんなふうになるの?」

朝潮「え、えっと・・・最近は何も、うん、近代化改修とか、それくらい。でも近代化改修なんて、よくあることでしょう」

大潮「・・・そう」

大潮は悲しそうな顔で布団に入る。大潮以外の他の妹は皆寝ていた。


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