1: ◆/BueNLs5lw 2016/01/05(火) 00:44:39.00 ID:wJkG42x30

幼馴染 百合
がっと思いついたまま書きますので
読み難くなったらすいません


恥ずかしくて、
怖くて、
いつも、
彼女には、
届かない。

音楽好きの家に生まれた彼女は、
歌がとても上手で、
おまけに声はとても柔らかくて綺麗。
カラオケに行った時などは、耳が幸せだった。

その声が好き。

変に思われたくなくて、
言えなかった。


学校の帰り道、
家は反対方向だったのに、
いつからだったか、
同じ方向に歩みを進めていた。
割と教室では真面目でクールな方なのに、
一人っ子のせいか、
甘えん坊。
裾を引っ張って、
自分の家の方へ向かわせる。

我がまま。

でも、
一緒に少しでも帰りたくて、
言わなかった。


2: ◆/BueNLs5lw 2016/01/05(火) 00:57:11.50 ID:wJkG42x30

彼女のそばに居たくて、
興味もないのに、
誘われた音楽系の部活に見学に行った。

びくびくしながら後をついていった。
自分には合わないことも分かっていた。
カスタネットですら、手が震えた。
どうして、ついてきたのか。
彼女はそんな目をしていた。
断れば良かったのに。

そんな風に、
言わないで欲しい。
隣で、あなたが歌う所を、
見るだけでいいよ。
それだけで、いいんだよ。

言葉がなくても、
分かり合えると、
そんな風に勘違いしていた。

都合の良い、心地よさを求めていたのかもしれない。
本当の彼女を見ていなかったのかな。
少しづつ、私は、
内気で弱気で臆病になっていた。

その変化は、
彼女が気にしていたくせ毛を綺麗に伸ばして、
素敵な女性に変わっていって、
周囲の男の子からも声をかけられるようになっていった、
そんな時期と反比例するかのようだった。