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食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」【中編】

155: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/12/27(火) 09:57:59.53 ID:JDo3T/bx0

そうして2人は軽い朝食を摂った。時刻は7:00になっていた。

上条「さーて、朝食も食べ終わった事だし、行きますか」

五和「あの、今更なんですけど、当麻さんは2度目の朝食だったんじゃないですか?
もしかして、私に付き合って無理して」

上条「確かに2度目だったけど、腹減っちゃってさ。腹が減っては戦はできぬって言うし?貴重な食料食べちゃった」

五和「そ、そうですか。あはは……」

ちょっと残念だったが、食べちゃった。が、お茶目で可愛いと思ってしまった。

上条「よし。じゃあ行きますか」

五和「はい」

垣根「ちょーっと待って下さいよー」

戦場に舞い戻ろうとした2人を、病院の入口で垣根が阻んだ。
そしてその垣根の隣には、十九世紀のフランス市民に見られた格好(全身黄色)をした人物が御坂を背負って立っていた。

「はろ~」

上条「ヴェント!?と傷だらけの御坂!?」

ヴェント「詳しい説明は病院の中でする。もうすぐダーリンと、一方通行だっけ?そいつも戻ってくるからさ」

156: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/12/27(火) 10:01:26.80 ID:JDo3T/bx0

ヴェントの言う通り、7:10には絹旗を背負った一方通行と、真っ赤なスーツに身を包んだフィアンマが病院に戻ってきた。
傷だらけの御坂と絹旗は、五和とヴェントと一方通行によって応急処置。
フィアンマは、上条、垣根に病院のロビーで状況説明をすることになった。

上条「聞きたい事があり過ぎて、頭がパンクしそうなんだが……」

「俺様達がここに居るのは、雲川芹亜に指示されたからだ。助っ人の6人の内の2人だ」

上条「他の助っ人は?」

フィアンマ「他も各々役目を果たしているよ。削板軍覇なんかは既に戦闘を開始しているからな」

上条「本当に大丈夫なのか?雲川先輩も頼りになる強い助っ人だって言っていたけど、正直信じられない。
だって俺の能力で『原石』の力を失って、しかも能力開発していないから完璧な一般人。
それでレベル5に対抗できるとはとても思えない」

フィアンマ「そう思ってやつには魔術を仕込んだ。今や俺様達でも理解不能な魔術を使う。
   それと、やつは戦闘に関しては天賦の才がある。何も心配いらん」

上条「マジかよ……」

垣根「で、他の3人は?窒素のチビガキは助っ人じゃないって聞いたんだが」

フィアンマ「戦争の時に一緒に居た服部半蔵と郭とか言う忍と、闇咲逢魔だ」

垣根「ああー、忍ね。確かに居たような気もするけど。で、やみさかおうま?誰だよ」

フィアンマ「魔術師だよ。結構使える奴だ。何せ透明になる魔術を使える。今頃はどこかに侵入しているんじゃないか?」

上条「なるほど。助っ人については分かった。じゃあ次の疑問だ。
皆戦った能力者はどうした?フィアンマとヴェントは侵入者なんだから、当然ここに来るまでに迎撃されたんだろ?
垣根もだ。わざわざテレポートされて、誰とも戦ってないわけがない。
御坂に至っては傷ついて帰ってきた。まさか、逃げてきただけか?」

フィアンマ「もっともな疑問だが、それは問題ない」

そう言うとフィアンマは、右手に持っていた魔道書らしきものを上条に見せる。

フィアンマ「この本の中に能力者を回収する事ができる。
   さらに言うと、準備をしておけば本の中に居る人間を好きな場所に移動させる事も出来る」

上条「よ、よく分からんけどスゲー!……って垣根はあんま驚かないのな」

垣根「助っ人の話はともかく、本の説明は黄色いねーちゃんからもう聞いたからな」

フィアンマ「要するにだ。救った能力者はこの本の中に閉じ込める。
   またはこの本を通じて、ある場所にワープさせる事も出来る。これで救った能力者達は安全だろ?」

上条「凄いな!これで能力者の心配はいらなくなった訳だ。五和も転送してもらおうかな」

フィアンマ「俺様はどっちでもいいぞ。後で話し合ってくれ。この本は俺様の他にも、助っ人全員が持っている。
   忍ペアは2人で1つだがな」

上条「そっか。じゃあ垣根や一方通行は、救った人を転送してもらったんだな」

フィアンマ「ちなみに現時点で回収したのは、合計9名。
   今も戦っている削板と俺様達が回収したのを合わせると、65名となる」

上条「お前らどんだけ回収したんだよ!」

フィアンマ「普通だ。それより俺様達はあくまで回収したにすぎず、洗脳自体は解いていない。
   だから今から、お前の『幻想殺し』で解除する」

上条「どうやって?」

フィアンマ「こうやって」

フィアンマは手に持っていた魔道書を開く。するとそこから、56人の人間が飛び出て来た。

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