ベジータ「オレのギャリック砲とそっくりだ! 訴えてやる!」

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/04(火) 20:33:59.74 ID:XsGS7jBgo


発端はベジータ氏と孫悟空氏の戦闘であった。

地球に来襲していたベジータ氏は、孫悟空氏との戦闘中、彼が放ったかめはめ波が、
自身の必殺技であるギャリック砲に似すぎてはいないか、と疑念を抱いた。


ベジータ氏は即刻戦闘を中断し、孫悟空氏に対して自分の技を盗作したとして、
かめはめ波の使用差し止めと、損害賠償7800万ゼニーを求める訴えを起こした。

これが世にいう「ギャリック・かめはめ裁判」の幕開けである。


2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/04(火) 20:36:28.41 ID:XsGS7jBgo


この裁判の争点は、主に以下の二点となる。


・エネルギー波は法で保護されるべき著作物の類にあたるのか。
・ギャリック砲とかめはめ波は本当に似ているのか。


かくして地方裁判所にて、第一審が開かれた。

3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/04(火) 20:38:55.72 ID:XsGS7jBgo


地方裁判所での一審では、ベジータ氏の訴えが全面的に退けられる形となった。


理由は「エネルギー波とは武術や格闘技の技の一種であり、法で保護するものとして不適当」
というものであった。

ボクシングのパンチや柔道の投げ技を著作物扱いするようなもの、という理屈である。


ベジータ氏はこの判決を不服とし、控訴した。

4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/04(火) 20:41:31.76 ID:XsGS7jBgo


二審では、ベジータ氏がエネルギー波は法で保護されるべきもの、にあたることを主張した。


「エネルギー波を発射するのは特別な素養や訓練を要し、手足で行うような技とは一線を画す。
単なる攻撃手段ではなく、戦闘者のイメージすら左右するものであり、一種の芸術品と評しても過言ではない。
ゆえに安易な模倣は許されない」と主張。

さらに「技である以上、酷似した技を同じ名前で使用する分には問題ないが、
今回のケースでは孫悟空氏は他人の技に自分の技名を冠して使用している点が悪質」とも付け加えた。


高裁はこの訴えを認める判決を下し、二審ではベジータ氏が逆転勝訴となる。

孫悟空氏は上告を行い、この裁判は最高裁までもつれこんだ。

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