元スレ
夕張「出来ました!○○です!」→夕張「失敗しました!」

2 : ◆Vqasq6HLXg - 2015/02/10 23:51:15.76 PicKZATu0 2/24

酸素魚雷が当たらない


「わたしと日向はこれより砲撃戦に入るよ!」

「神通、水雷戦隊の指揮は任せた」

「了解しました、二水戦、突撃します!」

艦隊旗艦の伊勢さんと日向さんが砲撃を開始する。
私は隷下の駆逐艦たちに後に続くよう指示を出し前に出る。

「先手で魚雷を撃ち数を減らします!その後次発装填を行いつつ突入、肉薄し砲雷撃戦で止めを刺します!」

「了解!吹雪、続きます!」

「距離三万五千...雷速36ノット...撃てっ!」

3 : ◆Vqasq6HLXg - 2015/02/10 23:53:09.75 PicKZATu0 3/24




「え?酸素魚雷が当たらない?」

「そうなんです、それで兵装実験軽巡である夕張さんなら、酸素魚雷にも詳しいのではないかと思い...」

私が食堂で蕎麦を食べていると暗い顔をした神通さんが話しかけてきた。
彼女はいつも気弱と言うか、オドオドしているところはあるけど...こういう風に落ち込んでるって言うのははじめてみる気がする。

「でも、戦闘には勝利したんでしょ?」

「はい...遠距離からの魚雷がすべて外れたので、接近して砲撃戦で仕留めました。しかし百本近くの魚雷がすべて当たらない、というのは...」

確かに、魚雷と言うのは私たち軽巡や駆逐艦にとって戦艦すら仕留めれる必殺兵器、それが1パーセント以下の命中率なんて、いくら強力でも信用できない。
水雷戦隊旗艦の彼女にとっては死活問題かもしれない。