1: ◆/BueNLs5lw:2016/09/11(日) 13:23:18.75 :iEwJrApj0

ようちか
百合


嫉妬。それって、ほら、よくあること、らしいよ。
ただ、自分には関係ないって思ってた。
他の友だちや、部活の仲間から耳にすることはあっても、受け流してた。
だから、ふいにそれがやってきて動揺した。

これが、嫉妬。
なんていうか、知らない間にできたニキビみたいなもので、気になるけど触りずらいっていうか。
受け入れて上手く流さないとなって。それに、上手くやらなきゃ、千歌ちゃんの邪魔になるから。
みんなで進み始めた所だったから。
千歌ちゃんの輝きを曇らせたくなんてなかったんだ。

嫉妬なんて、したくないよ。
千歌ちゃんじゃないけど、私だって『Aqours』のみんなが大好き。梨子ちゃんが大好き。
大きな目標の前では、私の寂しさなんてほんとちっぽけ、でしょ?
いつもみたいに、要領の良い自分でいればいい。
千歌ちゃんは、苦手かもしれないけど。
千歌ちゃんの夢を応援したいから。
みんなの目標を追える自分でありたい。

そう思っていたのに。
鞠莉ちゃんが教えてくれた。
本音でぶつかる大切さを。
あの後、梨子ちゃんと電話して、つい言っちゃいけないことを言ってしまって。
ああ、私、全然要領良くなんてないなって、笑っちゃった。
で、そこで神のようなタイミング千歌ちゃんが来たわけだ。

泣いちゃうよね。