元スレ
「――最悪の魔女の手下、その役割は救済」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1302171142/

2 : >>1[saga] - 2011/04/07 19:24:37.25 Qpm3+iba0 2/207


「さあ、願うんだ鹿目まどか。その願いは君に絶対的な力をもたらすだろう」

白く、奇妙な小動物が桃色の髪の少女―――鹿目まどかに告げる。
自身の目的の為に、契約を迫る。

「ね…がい……」

まどかは少しだけ迷ったように顔を俯かせたが、すぐに顔を上げて目の前の小動物に目を向ける。
その瞳には、力強い意思がこもっていた。

「まど、か……!」

強大な敵との戦いによって地面に落下しながら、黒髪の少女はまどかに呼び掛ける。
だが、声は届かない。

「私の、願いは――――」

声の後に、少女の体が光に包まれる。
そして。

「だ、めぇぇぇぇえええええええええええええええええええええっ!!」

ただ、無意味な叫び声が響き渡った。

3 : >>1[saga] - 2011/04/07 19:36:12.54 Qpm3+iba0 3/207


ここは、どこだろう

そうだ、わたし、魔女を倒して……どうしたの、かな

―――あ、あの髪の長い子、助かったんだ。
よかったぁ……でも、どうしてうれしそうじゃないんだろ、ほむらちゃん

あれ、今、名前……さやかちゃん、マミさん、杏子ちゃん
そっか、そうなんだね
ごめんね、ほむらちゃん
こんな姿になる前に気付いてたら、手伝ってあげられたのに

あ、でもわたしが手伝うのは嫌がるんだろうな

……また、戻るのかな

ああ、わたしももう駄目だな
壊したい、こわしたい、コワシタイ

……ねえ、神様
もし居るとしたら、みんなを助けてほしいな
もう、こんなことにならない世界が欲しいな

願い事はひとつって言われたのに、わがままだな、わたし