1 : 以下、名... - 2010/10/10(日) 14:08:55.32 wZdxA8Vm0 1/33 ほんの少し前までの話。僕の好きな人は神様だった。この銀杏が葉を残していた頃まで、僕は彼女の事を殆ど盲信に近い所まで、信仰していた。そう、信仰。あの頃の僕の気持ちは、きっとそう呼ぶべきなのだろう。世の中に絶対の神など居る訳はないと、彼はそう言い切ってそして、それを頑なに貫いたけれども。僕は、彼のようには決してなれなかった。それは生い立ち、人生において歩んできた道が違うのだから仕方のない価値観の相違であるのかもしれない。あの日。神様が神様でなくなった日。彼は彼の大切な少女を、信じぬいた。...