534:田中(ドワーフ) ◆7fp32j77iU 2013/11/04(月) 13:06:22.00 ID:8FRAZ2Bs0

――次回予告


――洛陽。今ではない、いつか

占い師「――もし、そこの方」

華淋「――悪くはないわね」

秋蘭「はい、先日起きた暴動も収まり、最近は大分安定しております」

占い師「――もし、そこの金髪ツインテの方」

華淋「結構な事じゃない。でも、それだけじゃないんでしょう?」

春蘭「はっ!確かに一帯の治安は改善したのですが、その、住民が別の所へ」

華淋「あぁ。難民街が貧民街へ移ってしまったのね?……全く、ここの町守は何をしているのかしら」

秋蘭「それは仕方がありますまい。黄巾党の奴らが近くの村を襲っておりますれば」

華淋「比較的守りの堅いここへ集まる、か。ま、当然でしょうね」

占い師「――もし、そこの学生時代に同性から告白されてトラウマになっている方」

華淋「中の人は関係ないでしょうが!春蘭、この者の首を刎ねなさい!」

春蘭「はっ!」

秋蘭「よさないか姉者!華淋様も時代考証的なものを、はい」

華淋「さっきから何よ、死相でも出ているって言うのかしら、この私に?」

華淋「なんだったらこの場であなたの寿命を占わせてあげてもいいのよ?」

占い師「……私はまだ死にませぬ。彼の『天の御使い』様に言葉をお返しするまでは、とても」

華淋「そう。だったら今この場であなたの首を刎ねたら、詐欺師って事になるわよね」

占い師「運命とは人の力で変えられるもので御座いますれば、それもまた致し方ないことで御座いましょう」

華淋「ふぅん、度胸はあるようね。いいわ、言うだけ言ってみなさいな」

占い師「『世界が乱れ、大陸が血によって赤く染まる時、人の英雄が現われ――』」

華淋「『その者、白きオオカミを伴い、この世界を平和と導く――』よね?そんなの子供だって聞いた事があるでしょうね」

占い師「『その者、赤きオオカミを駆り、世界を導く』」

華淋「色が違うわね、それが?」

占い師「……曹操様。その者があなたの覇道に大きく関わると見えております」

華淋「……」