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森きのこ!

あやめ速報-SSまとめ-

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/19(火) 19:46:56.18 ID:+NrG1+ppO

inお台場


ワイワイ、ガヤガヤ


押田(今日はマリー様と二人で東京観光、おぉ、なんと光栄な一日だろう! 鬱陶しい安藤もいないし!!)

マリー「ねぇ、向こうに大きなロボットが見えるのだけれど」

押田「あっ! あれ、ガンダムですよ、ガンダム! マリー様知ってますか、ガンダム」

マリー「さぁ」

押田「私も良くは知りませんが、でも大きくてすごいみたいですよ」

マリー「ふぅん」

押田「とりあえず、行ってみましょう」

マリー「よしなに——」


——がくんっ


マリー「キャッ!?」

押田「あ!」

押田(危ない! マリー様が躓いて……!)

押田「——!!」


がしっ!


押田「だ、大丈夫ですか?」

マリー「あぁ、段差に……。ありがとう、咄嗟に肩を支えてくれて」

押田「いえ」

押田(むぅ……マリー様の体、軽いのだな。先輩なのに……)

マリー「危ないわね。膝をすりむくなんて絶対に嫌。……んー……ねぇ、しばらく私の手を引いてくれる?」

押田「もちろん! お望みとあらば!」


ぎゅ


マリー「ふふ、よろしく」

押田「は、はいっ」

押田(うぁー、やらかい手だなぁ、ほっそりしてて、でも暖かくて。あぁ……粗野で無骨なあいつの手とは、大違いだ……)

マリー「……。こりゃ」


ぽこん



2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/19(火) 19:48:15.20 ID:+NrG1+ppO

押田「あいたっ、?? な、なぜ?」

マリー「今、他のむすめの事を考えてたでしょう」

押田「っ!?、いえ、まさか、いきなり何を言うのですか」

マリー「だって貴方、あの子の事を考えてる時いつもジト目になるのだから、分かりやすいのよ。ほらこのジト目、あの子の真似をしてるの?」

押田「へ!? わ、私、そんな眼をしてます……?」


押田(あいつの真似など、嫌すぎる……)


マリー「ほらやっぱり、考えてた」

押田「あ! うぎ……」

マリー「ま、別にどうだっていいのだけれど。ただ、この私の手を握っておきながら、違う相手を頭に浮かべるのねぇ」

押田「あ、あ、ごめんなさい……って! いやだから! 違くて! 安藤の事など考えていません!」

マリー「へぇ、『誰の事』を、とまで、私はまだ言っていないのだけれど?」

押田「!! ぐ、が……!」

マリー「ふぁぁ~、もういいから、はやくつれてってよ、がんだむ」

押田「うぅ、は、はいぃ……」

マリー「……ふふ」

押田(うぅ、やはりマリー様には敵わないのだ……)

押田「……。」

押田(……相手があいつだったなら、軽く適当にあしらってやれるのにな。あいつバカだし)

押田(……。)

押田(……。)

押田(……。)

押田(私、今、ジト目になっているのだろうか……うそぉ……やだぁ……)

押田(うぅ、あーもー……まぁ、いい、あまり深くは考えまい、せっかくマリー様とこうして——)


ぶりっ


押田(——へ?)