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プロエス!

エレファント速報

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/06/08(金) 01:07:32.58 :I88sbQdx0

「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」

そんなのが、彼女の第一声だった。

「冴えないだろ?」

と肩をすくめてやったら

「まあ、悪くないかな」

なんて答えが返って来た。
悪くないらしい。多分喜ぶべきことだったのだろう。少なくとも、良くないかなと言われるよりはずっと。


3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/06/08(金) 01:13:44.76 :I88sbQdx0

聞いたところによるとプロデューサーは大学生らしかった。いわゆるアルバイト。
正直どうなんだろうって思うところはあったけど、まだどんな人かも分かってないのに否定するのもいけないな、って考えて、出て来たのが

「まあ、悪くないかな」

...言ってすぐに後悔した。
取り繕うみたいに

「私は渋谷凛。よろしくね」

なんて言ってみたけど、プロデューサーはどう思ってたんだろう。もう一回会えたら、恥ずかしい過去を掘り起こしたくない気もするけど、やっぱり訊いてみたい。

「まだ事務所も小さいし、プロデューサーって言ってもやることはマネージャーに近くなる。つまり、渋谷の世話係だな」

プロデューサーは自分の仕事を、そう説明してくれた。

「あとは、多少は営業で仕事を取って来たりな」

「...それだけ?」

「だから暇なら誰でも出来る。そうじゃなきゃ大学生なんて雇われない」

「ふーん」

そんなもんか、と納得したような、しないようなで私は頷いた覚えがある。今考えれば、いろいろおかしいところはあったんだけど。