1: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/05/01(火) 13:36:11.38 ID:Hcm2wYB5.net

善子「なによ急に」

千歌「普通が嫌いなら、私の事も嫌いなのかなって思って」

善子「......」


本当になんなの?

急に変な質問してきて......


善子「そうね......」


意図はわからないけど、帰り支度をしている手を休めないで答えるわ。


善子「普通は嫌いよ」

千歌「そう」

善子「でも、貴方の事は......」

千歌「......?」

善子「嫌いじゃないわよ」

千歌「そうなんだ」

善子「まぁ、好きでもないけどね」

千歌「ふぅん、そっか」

善子「......」


言ってから「あぁ、また余計な事を言っちゃったわ」と後悔。

きっと「千歌先輩の事が大好きです」とでも言えば良かったんだろうけど......

実際口から出たのは「貴方の事は好きでも嫌いでもない」という、さっき休憩中に食べたアイスみたいに冷えた冷たい言葉。

そこには甘さなんて物はちっともなくて、
こんなキツい言葉ばかりが出てくる、自分の口が本当に嫌で仕方なくなっちゃう。



2: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/05/01(火) 13:36:38.10 ID:Hcm2wYB5.net

善子「はぁ......」


だから年上と話すのって苦手なのよ。

いつもこういう喋り方しちゃうから敬語とか相手を敬ったりとかが出来なくて、相手を傷つけたり嫌われたりする。

どうしたらいいのかくらいわかってるのよ?

こうしてあげたら喜んでくれるとか、こうしたら可愛い後輩だと思われるとかね。

頭ではわかってるの、でも実際に行動に起こすのは何だか恥ずかしいし......

それに凄いダサいような気がして結局出来ないのよね。

まぁ、Aqoursの先輩達は優しい人ばかりだったから、こんな振舞いでも問題ないみたいだけど。

これが普通の先輩だったらしばきまわされてるでしょうね今頃。