老師「後継者が欲しいなぁ。どこかに弟子入りしてくれる可愛い女の子はおらんかの」
1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/01/02(月) 20:01:08.94 :s0opsAUPo
―山頂 小屋―
老師「......」
老師「キェェェェイ!!!」バキィッ!!!
老師「ふぅ......。今日のマキ割り、終わり」
老師「......」
老師(世捨て人となり、幾星霜。武術を極めはしたものの、これといって益になることはなかった)
老師「ふんっ!!」
ドォォォン!!
老師(岩をも砕く拳を手に入れても、ワシを慕う者が現れることもなかった)
老師「虚しいの......。力など、渇望するべきではなかったのかもしれぬ」
老師「はぁ......」
老師(積年の成果をこのまま朽ちさせるのも惜しいな)
老師「後継者が欲しいなぁ。弟子が欲しい」
老師「それもただの弟子ではない」
老師「可愛い女の子がええのぉ」
―山頂 小屋―
老師「......」
老師「キェェェェイ!!!」バキィッ!!!
老師「ふぅ......。今日のマキ割り、終わり」
老師「......」
老師(世捨て人となり、幾星霜。武術を極めはしたものの、これといって益になることはなかった)
老師「ふんっ!!」
ドォォォン!!
老師(岩をも砕く拳を手に入れても、ワシを慕う者が現れることもなかった)
老師「虚しいの......。力など、渇望するべきではなかったのかもしれぬ」
老師「はぁ......」
老師(積年の成果をこのまま朽ちさせるのも惜しいな)
老師「後継者が欲しいなぁ。弟子が欲しい」
老師「それもただの弟子ではない」
老師「可愛い女の子がええのぉ」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/01/02(月) 20:09:36.86 :s0opsAUPo
老師「よっこいせっと」
老師(待てど暮らせど、この頂に来る女の子はおらんし。やはり、自分から山を下りるしかないのか)
老師「メンドーなんだけどなぁ......かわいい女の子が登山がてらやってこないものか......」
「たのもー!!!」
老師「む......。誰だ」
青年「失礼します!! 貴方の噂を聞いてやってきました」
老師「ほぉ?」
青年「自分を弟子にしてくれませんか!!」
老師「野郎に興味はない」
青年「は?」
老師「帰ってくれんか。山の麓には評判の良い道場があると耳にしたことがある。そこで自分を高めるが良い」
青年「いえ、自分は貴方に教えを乞うために......」
老師「喝!!」
青年「ぐっ......!? な、なんて威圧......」
老師「去れ。ワシは野郎の弟子などとらんっ!!」
老師「よっこいせっと」
老師(待てど暮らせど、この頂に来る女の子はおらんし。やはり、自分から山を下りるしかないのか)
老師「メンドーなんだけどなぁ......かわいい女の子が登山がてらやってこないものか......」
「たのもー!!!」
老師「む......。誰だ」
青年「失礼します!! 貴方の噂を聞いてやってきました」
老師「ほぉ?」
青年「自分を弟子にしてくれませんか!!」
老師「野郎に興味はない」
青年「は?」
老師「帰ってくれんか。山の麓には評判の良い道場があると耳にしたことがある。そこで自分を高めるが良い」
青年「いえ、自分は貴方に教えを乞うために......」
老師「喝!!」
青年「ぐっ......!? な、なんて威圧......」
老師「去れ。ワシは野郎の弟子などとらんっ!!」