前回 276: ◆iX3BLKpVR6 2014/09/07(日) 03:07:36.86 ID:+8rYB4VM0 緩やかな風が、頬をなでる。 教室内にいるというのに、どうした事か。不思議に思って視線を漂わせてみれば、近くの窓が開けていた。 大方、近くで談笑している男子が開けたのだろう。別段寒いわけでもないので、それは構わない。 しかしこうして風を受けていると、自然と思い出してしまう。 一人の少女とした、一つの約束を。 自身の想いを告げ、振られて、そして約束をした。 あの時も、気持ちのいい風が吹いていたのを覚えている。 光陰矢のごとしとは...