2: @ 2013/06/15(土) 00:58:22.97 ID:rH3krSfi0 ・・・・・・ ピンポーン。 チャイムの音に、杏は顔をあげた。いつもの風景、恒例行事。カメラで確認するまでもなく、訪問者の予想はついた。 布団にくるまったままでしばらく待っていると、やがて合鍵を使ってあの人が部屋まで上がり込んでくる。 「杏。もう出社時間だぞ」 低い、それでいて起伏に乏しい声が杏の布団に降りかかる。耳に馴染んだその声を聞くと、嫌が応にも目が覚める。 でも杏はそれを悟られるのが嫌で、布団から顔を半分だけ出した状態でプロデューサーを見上げる。 「やだなぁ、プ...