1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/08/27(日) 13:15:57.66 :SC7wIBIj0 何も考えるな、何も考えるな、足場の悪い森の中を機械的にただ歩く。頭の中を無心で埋め、とにかく左足と右足を交互に前へ出す。私の背に負ぶさるトトリの熱を、軽さを感じながら。 「ほんと、いつまで経ってもドジなんだから」 「えへへ…いつもごめんね、ミミちゃん」 囁かれるトトリの息は私の真っ赤な耳を擽り、体をぞくぞくと震わせる。生い茂る草木に遮られた夏の陽光よりも、露出の多い薄手のレオタードを着たトトリはどうしても温かい。 「街まであとちょっとだね。もう少...