関連SS

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/14(日) 15:26:56.41 ID:dj6cJK9Go

深夜のラウンジというものは洒落ている
お互い茶化すような間柄であっても……だ

「……ふむ、約束の時間まではまだあるな」

顔見知りのマスターに融通を利かせてもらい、カウンターの一番奥に座っている
慣れないアルコールを避け、無難にカクテルジュースを一口

「……美味しい」

ありがとう、とマスターは笑う
この人とはそれなりに長い付き合いだ……が
ここまで緊張している私を見るのは初めてだろう

「落ち着かないね、どうしたんだい?」

「……少しね」

ふむ。 とマスターはジュースを1杯目の前に注いでくる
……これは?

「グレープフルーツ100%、おごりだよ」


速報も地の文も初めてですが宜しくです
VIPでやっていた東郷さん達の続き物です


2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/14(日) 15:38:42.49 ID:dj6cJK9Go

はて、私はそこまで緊張しているのだろうか
しているよ。と言われ自覚してしまう

口がこれでもかと言わんばかりに渇いている
これではロクに舌も回らないだろう

大事な話をしようと言うのに、だ

「ありがとう、それじゃあ戴くよ」

どうぞ、と手でジェスチャーを送られたので一口
……酸味が非常にキツい

「どうだい? 口の中が少しは潤ったんじゃないかな」

あまりにも強い酸味にこめかみが痛くなる
皮肉なもので口の中は潤ったようだ

「……ありがとう、どうやら落ち着けたようだ」

他の事に思考が言ったのが功を奏したのか、頭の中がクリアになっている
色々考える余裕がありそうでほっとする

私は、これから……