同じSSをまとめているブログ

森きのこ!

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/19(水) 23:37:37 ID:NAf5i8nM

P✕アイドルではありません
地の文多様しています
人によっては嫌悪を抱く表現があります

あと初めてです


2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/19(水) 23:38:57 ID:NAf5i8nM

「皆の初恋っていつ」
よく通る心の声が、飲み会場にされた美優の部屋に響いた。
心の言葉に、美優、留美、麻里菜、聖(ベテトレ)は顔を見合わせた。
「はぁと、なに言ってんの」
麻里菜が溜息混じりに言った。
「そ、そうですよ、心さん」
美優が慌てながら続いた。
それに追随するように留美と聖も頷いた。けれど心は「えーだって、女子5人集まって、夜更かしといえば恋話っしょ」と楽しそうに言った。


3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/19(水) 23:39:37 ID:NAf5i8nM

「なら言いだしっぺの心の初恋はいつなの」
また溜息を吐いてから麻里菜は言った。内心では、こう言えばこの話が終るかと思ったから。
「えっ。私の初恋」
麻里菜の思惑通り、麻里菜の言葉を聞き心は目を泳がした。けれど手に持ったなみなみと注がれたビールを一気の流し込むと
「はぁとの初恋は幼稚園のたっくん」
と豪快に宣言した。


4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/19(水) 23:40:25 ID:NAf5i8nM

心の大きな声に、残りの四人は慌てながら辺りを見渡した。
ここは美優宅。他人がいるはずはない。けれどアイドルとしてはあるまじき言葉に皆が慌てた。けれど心は慌てる4人を見ながら「ひじりんの初恋はいつ。で、誰よ」楽しそうに囃し立てた。
むりやりバトンを渡された聖は困惑しながら、3人に助けを求めた。
「聖さんムリに答えなくても」
「そ、そうよ」
「えぇ」
麻里菜、留美、美優が口々に助け舟を出してきてくれた。
けれどアイドルではない聖を見る三人の目は、消灯時間すぎた布団に包まりながら恋花に勤しむ女学生のように輝いていた。