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ホライゾーン

森きのこ!

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/07(木) 08:03:11.64 ID:rpOJnS4j0


※地の文があります。

少し百合百合してます。

羽丘女子学園の生徒会長に勝手なキャラ付けをしています。


2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/07(木) 08:04:21.78 ID:rpOJnS4j0


「はぁ……」

薄暗く少し埃臭い教室の一角で、私は一人ため息を吐き出した。

耳を澄ますと、窓の外から微かな喧騒が聞こえてくる。今日は羽丘女子学園の文化祭だ。きっとここの生徒や外部からのお客さんが大いに楽しんでいることだろう。

だというのにどうして私は人気のない教室に――羽丘女子学園の敷地の中でも外れの方、今はほとんど使われていない古い校舎の最上階の教室にいるんだろうか。しかも、四方をペニヤ板の壁に覆われた個室のような空間の中に。

ここへやってきてから約二十分。どうにも誰も来なさそうな雰囲気だ。手持無沙汰の私は発端の出来事を回想する。


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3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/07(木) 08:05:04.30 ID:rpOJnS4j0


あれは確か、文化祭まであと一ヵ月に差し迫った日の生徒会会議のことだった。

「つぐみちゃんって、確か去年、シスターの衣装でライブやってたよね?」

そう言ったのは今年の生徒会長の先輩。それに「はい」という返事を返すと、彼女はニヤリとどこか悪だくみを思い付いたような笑みを浮かべた。

「そっかそっか、やっぱそうだったよね。いやーあの衣装とっても可愛かったよ」

「そ、そうですか? ありがとうございます」

「ふふ、それじゃあちょうどいいね」

「はい? なにがですか?」

「先生からさ、今年は生徒会も何か出し物をやれって言われちゃってたんだ」

「はぁ」

「でもさ、正直生徒会ってそんな暇ないじゃん? 準備期間中も、文化祭当日も」

「まぁ……そうですね。去年は千聖さんが来たからって言うのもありましたけど、みんなずっと走り回ってましたもんね」

「だよねー。大変だったよねー。……という訳で、生徒会は出し物として羽沢さんの懺悔室を行います!」

「……え?」

「空き教室の一角に懺悔室を作って、そこでシスターな羽沢さんに懺悔するって出し物! これなら作るのは簡単なブースだけでいいし、準備も簡単! 学校側には西洋宗教の研究って言えばオッケーでしょ!」

「え、え……!?」

「はい、それじゃあ生徒会の出し物はけってーい!」

その会長の声に、私を除く生徒会のメンバーは「わー」なんて言いながら拍手をしていた。


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