1: 名無しで叶える物語(しうまい) 2018/05/04(金) 19:53:44.60 ID:Miwc+2Aq.net

理亞「聴いたよ。あなた達の新曲。新しい学校でも活動できてるみたいで安心した」

ルビィ『ありがとう。理亞ちゃんの方はどう?』

理亞「順調……かな。新しいメンバーとも上手くやれてる、と思う。今はみんなで新曲作ってるところ」

ルビィ『うちは梨子ちゃんも千歌ちゃんも残ってるからいいけど、そっちは大変そうだね?』

理亞「まあね。やっぱり姉様の存在は大きい……まあ、何とかするけど」

理亞「ゴールデンウィークには姉様も帰ってくるから、作曲のコツとかいろいろ聞いておかないと」



2: 名無しで叶える物語(しうまい) 2018/05/04(金) 19:55:35.66 ID:Miwc+2Aq.net

ルビィ『……聖良さん、か。……ねえ』

ルビィ『理亞ちゃんたちって、A-RISEに憧れてスクールアイドルになったんだよね? それって昔から?』

理亞「そうだけど。それがどうかした?」

ルビィ『ルビィもお姉ちゃんも、聞いたことなかったの。聖良さんの名前』

ルビィ『おかしいって思ってたんだ。作詞も作曲も、衣装までひとりで作る、歌もダンスもトップレベルのスクールアイドル……』

ルビィ『すぐに有名になってもいい筈なのに。それが何で、3年生になるまでどこのイベントにも名前が無かったんだろう、って』

理亞「……」

ルビィ『あっ。話したくないことなら、いいんだけど……』

理亞「いや、いい。別に隠すようなことじゃない」


3: 名無しで叶える物語(しうまい) 2018/05/04(金) 19:57:13.16 ID:Miwc+2Aq.net

理亞「簡単だよ。姉様がスクールアイドルを始めたのが、3年生になってからだったってだけ。A-RISEへの憧れはもちろんあったけど」

ルビィ『そ、それなのにひとりで曲も衣装も作ってたの……!? たった数か月で……』

理亞「ルビィ。あなたは勘違いしてる。いくら姉様でもそんなすぐに曲や衣装を作れたりしない」

理亞「ストックがあったの。フレーズも、メロディも、デザインも。ノートを十冊以上も使い潰す膨大なストック……」

理亞「SaintSnowがすぐに活動を始められたのには、そういうカラクリがあったんだ」

ルビィ『ストック……? え、でも。さっき聖良さんの活動は3年生になってからだって』

理亞「……ちょっと待ってて」スック テクテク