1: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭) 2018/04/07(土) 23:56:12.78 ID:T+beyVGx.net

もう間もなく五時ですか。

最近は暗くなるのが早いですね。

絵里「それじゃ、今日はこの辺でお開きにしましょう」

はーい。おつかれー。帰るにゃー。

絵里の一言で部室に一気に弛緩した空気が広がります。

今日も一日お疲れ様です。

軽く深呼吸をして、ぞろぞろと机のある隣の部室に移動するメンバーの後につきました。



2: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭) 2018/04/07(土) 23:56:52.62 ID:T+beyVGx.net

忘れ物よし、窓よし、パソコンよし、椅子の配置よし。

穂乃果「あーっ!」

部室を出ようというところで、穂乃果は突然大声をあげました。

ドアが開けられているので、叫び声は廊下にまで響いています。

今頃驚いた六人は振り返っているに違いありません。

大袈裟な穂乃果のことですから、宿題を忘れただとかその程度のことでしょうが。


3: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭) 2018/04/07(土) 23:57:25.04 ID:T+beyVGx.net

海未「どうしたのですか?」

ことり「どうしたの?穂乃果ちゃん」

穂乃果「き、今日までに出す約束した宿題やるの忘れてたー!」

海未「……はぁ、全く」

ことり「ちなみにそれって、いつまでの宿題?」

穂乃果「えと確か先週……いや先々週?」

ことり「あはは」


4: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭) 2018/04/07(土) 23:58:26.69 ID:T+beyVGx.net

その程度のことであっても、穂乃果にとっては大問題です。

一体何十回、口を酸っぱくして宿題について注意したでしょうか。

時には厳しく叱ったこともあります。

正直なところ、打つ手なしなのですが、まさか見捨てる訳にもいきません。

これから社会を生きていく上で、忘れずに課題をこなすということは必要不可欠。

何とか一人でできるようになってもらえるまで、私が支えなければならないのです。

照明よし。