1: 名無しで叶える物語(大峡谷を繋ぐ村) 2018/03/26(月) 23:10:31.54 ID:7Fwg2oBL.net

海未(土砂降りの雨音……)

ザー…

ザー…

~♪

海未(店内に流れる軽快なメロディを耳にしながら……)

海未「……………………」

英玲奈「……………………」

海未「……………………」

英玲奈「……………………」

海未(私たちはひどく気まずい思いをしていました……)



2: 名無しで叶える物語(大峡谷を繋ぐ村) 2018/03/26(月) 23:11:21.84 ID:7Fwg2oBL.net

海未(たまの休日、穂乃果とことりと出掛けた先で雨に降られ、立ち寄った喫茶店で偶然にもA-RISEのお三方と鉢合わせ、お茶を共にさせていただきました……)

海未(当然ながらこんな機会は滅多にあるわけでなく、グループ間でライブにかける熱量を高め合い論ずる……。なんとも充実した時間……だったのです……。それまでは……)

海未(話が盛り上がるに連れ……穂乃果はツバサさんと、ことりはあんじゅさんと、それぞれリーダー同士、衣装担当同士、話に華を咲かせています……。私はもちろん、作詞担当同士、英玲奈さんとお話を…………出来ればいいんですが……)

海未(私はそれほど話題も豊富でなく、また口も上手いわけでもなく……一対一での会話の流れが浮かんだ途端、なんとも言い難い沈黙が流れています……)

海未(英玲奈さんも退屈なのでしょうね……先程から申し訳ない気持ちでいっぱいです……)


3: 名無しで叶える物語(らっきょう) 2018/03/26(月) 23:12:23.69 ID:7Fwg2oBL.net

英玲奈(まいったな……。気まずい……とてつもなく気まずい……)

英玲奈(私は元々口数の多い方ではない……。それに加えて自他共に認める口下手だ……。ツバサやあんじゅはまだしも、慣れない相手と話すとなると、不本意ながら途端に機械のようになる)

英玲奈(話の切り出し方がわからない……。横を見れば弾むように会話を繰り広げている二人組……。何故グループで集まっているのに一対一で話す流れになっているんだ……)

英玲奈(おそらくは園田海未もそう思っているのだろう。先程からたまに視線が合うが、すぐに外されてしまう。怖がられている……わけではない……と信じたい……。ここは年上らしく、私が話の切り口を掴むべきなのだろうが……)

英玲奈(……………………よし)

英玲奈「あー……」

海未「はい?」

英玲奈「最近……どうだ?」

海未「……………………はい?」