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1: ◆Z5wk4/jklI 2018/01/08(月) 21:18:58.68 ID:MruIbyxGO

おせじにもあまり気持ちの良い話ではないのでご了承ください。




2: ◆Z5wk4/jklI 2018/01/08(月) 21:19:48.14 ID:MruIbyxGO

<1>

横断歩道の向こうのビルの大型液晶には、いまをときめくアイドルが演じるCMが映し出されていた。
人気アイドルユニット、レイジー・レイジーの一ノ瀬志希。宮本フレデリカ。
どちらも、私にとって憧れのアイドル。
私なんかよりもずっとずっと高い、手の届かないようなところにいて、きらきら輝いている。

私はどうにもならない気持ちが胸の中に渦巻いているのをどうにもできずに、そのまま呑み下す。
口を結んで、私は、今日もアルバイトに向かう。

「あ、ちょっと、そこのひと!」

背後から声をかけられて、そちらを振り向く。スーツ姿の男性がこちらに手を振っていた。

「私……ですか?」

不覚にも返事をしてしまった。これでキャッチセールスの類だったりすると、断るのは少し面倒になる。

「はい。ああ、すいません、私、こういうものでして……」

スーツ姿の男性は、私に名刺を差し出してきた。
そこに書かれた文字を見て、思わず胸が高鳴る。

「プロデューサー……さん、ですか……?」

書かれていたのは、芸能プロダクションの名前。それも、この国で最高峰の。

「ちょっと、お話、できませんか? アイドルに興味とか、ありませんか?」

「あ……」私は苦笑いする。「私……今、一応、アイドル……なんです」