最初から


一つ前から


633 : ◆/CNkusgt9A - 2016/06/29 20:43:43.18 QDCPWRsBo 2009/2638

第22章 私秘鏡裏のスティグマ(♀)

2011年2月某日 夜11時過ぎ
ヴィクトル・コンドリア大学 単身者用アパートメント 比屋定真帆の部屋


真帆「……くり……す……ムニャムニャ」zzz

ズルッ

真帆「ふ……ふぇぇ……? うわうっ!」ガチャンッ

真帆「あ、危なかった……なんとかコーヒーをこぼさずに済んだ。また叱られるところだったわ」ハァ

真帆「(うーん……いつの間に寝ちゃったのかしら?)」ファァ

真帆「あっ、口のまわりが涎だらけ……またやっちゃった」ゴシゴシ


『ああ~っ、先輩ってば! 私のクッションを枕にしないでくださいって、あれほど言ったのにっ!』


真帆「……昔の言葉が聴こえてくるなんて、そんなに疲れてるのかしら私」

真帆「(でも、もう少しこのまどろみの中で、紅莉栖とお話しても、良いわよね……)」ウトウト

634 : ◆/CNkusgt9A - 2016/06/29 20:44:48.16 QDCPWRsBo 2010/2638


『ほらぁ! よだれまみれじゃないですか~っ!』

『し、失礼ねっ。まみれてなんかいないわよっ』

『まみれてますっ。このシミが前回、これが前々回、こっちとこっちはその前』

『執念深いわね……なんでそこまで覚えてるの……』

『あんまりひどいと真帆たんのよだれをペロペロ……あれ? 私、なんでこんなHENTAIな発想を?』

『わ、分かったわよ。そんなに怒らなくてもいいじゃない』

『先輩、今どんな夢見てました?』

『えっ? うーん……なんか、私が男で、紅莉栖がレズビアンだったような』

『パウリ=ユング書簡の夢? 共時性? いや、さすがにオカルトが……』ペロリ

『私の夢とよだれを分析しないでくれる?』