最初から


一つ前から


470 : ◆/CNkusgt9A - 2016/06/25 21:18:12.06 2RffVo6fo 1846/2638

第20章 暗黒次元のハイド(♀)

ガード下


倫子「ぐっ……!」クラッ

倫子「(もう私は世界への干渉をやめたっていうのに、どうしてリーディングシュタイナーが……!)」

倫子「(……いや、理由は明白だ)」

倫子「(中鉢論文を手に入れたロシアが、半年かけてタイムマシン初号機の実験を行ったんだ。かつての私を同じように)」

倫子「(それこそ電子レンジとケータイ電話、ブラウン管テレビがあれば、学生でも過去改変できたんだ。研究設備が整っている実験施設で再現できないわけがない)」

倫子「いったいロシアはどんな過去改変を……って、え……なに……これ……」ガクガク


白人の男「…………」


倫子「ひっ、人が、し、死んでっ……!? ち、血まみれ……っ」ブルブル

萌郁「――FBの予想通り、相手はスペツナズだった。KGBのα部隊」

萌郁「そう。目的は牧瀬紅莉栖の暗殺。今回も阻止できた」

萌郁「大丈夫。ふたりとも始末した。死体の処理を。了解」ピッ

倫子「も、もえ……?」ワナワナ

萌郁「M3。目標ブラボーは私が殺した。私たちは撤収を」

471 : ◆/CNkusgt9A - 2016/06/25 21:20:48.58 2RffVo6fo 1847/2638


倫子「萌郁っ!? 桐生、萌郁なのかっ!?」ヒシッ

萌郁「っ!? ……初めて、名前、呼ばれた。コホンッ。こういう場では本名を呼ぶのはまずいわ」

倫子「それより、なあ! 人がっ! 人が、死んでるっ!」ポロポロ

倫子「……お前が殺したのか」ゾワワァッ

萌郁「タオルを。手、拭いて」

倫子「手……? ……うわぁぁぁぁあああああぁああああああっ!!!!!!!!!!」ズテーンッ

萌郁「っ!? 大丈夫!?」ダキッ

倫子「あ……ま、まさか、私が……こ、ころっ……!?!?」チョロロロロロ

萌郁「(あっ……失禁……)」

萌郁「……一度、私の部屋に。そこで体を洗ったほうが良い」

萌郁「血の臭いが、落ちるまで」

倫子「いったい……なにが、どうなって……」プルプル