最初から


一つ前から


357 : ◆/CNkusgt9A - 2016/02/21 22:56:18.78 Hp93MJYeo 882/2638

第11章 境界面上のシュタインズゲート(♀)

2010年8月21日土曜日17時32分
ラジ館屋上


倫子「(屋上へと通じる扉が壊れている……なんだこれ、銃弾の跡か?)」キィ バタン

鈴羽「父さんも呼んでるから! こっちこっち!」

倫子「手を引っ張るなっ! 転んじゃうからぁっ!」トトト

ダル「あ、オカリン! 知らない女から突然電話かかってきて、ここでまゆ氏と待ってたんだけど、どういうことか説明plz!」

まゆり「オカリン! あれって、なにかな……」


プシュー ブォンブォンブォン……


倫子「(エンジンをつけているのか、駆動音が聞こえる……これは、間違いなく)」

倫子「……タイムマシン、だ」

鈴羽「リンリン、正解! さっすがあたしの大好きなリンリン」ダキッ

倫子「リンリンと呼ぶなと……いや、ツッコミを入れている場合じゃないな……」

倫子「オレがα世界線でかつて見た鈴羽のマシンはもっとオンボロに見えた」

倫子「それに、ラジ館の壁に突き刺さってもいない」

倫子「いや、違う。そうじゃない。オレは、この光景を一度見ている……!?」

倫子「(あの時、中鉢の発表会が始まる前――――)」


・・・

358 : ◆/CNkusgt9A - 2016/02/21 22:57:22.69 Hp93MJYeo 883/2638

倫子の記憶
世界線変動率【1.13024】
2010年7月28日(水)11時50分
ラジ館8階 会議室


ズドォォォォォォォォン!!


倫子「なんだ!? 機関の攻撃か!? このオレ、狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真に直接的な武力行使とは、身の程知らずが……っ!」

まゆり「地震かなぁ?」

倫子「まゆりはここにいろ。オレは震源である屋上を見てくる」ダッ

まゆり「えっ? あ、オカリン! 待って!」

タッ タッ タッ ガチャ


ラジ館屋上


倫子「(……? 鍵が壊されている?)」キィッ

キラキラキラ…

倫子「なんだこの燐光は……チャフか? 爆発か?」

倫子「いや、それよりも―――」

倫子「アレは、なんだ?」