夏の日 夕方 可奈と志保


1: ◆KakafR9KkQ 2017/09/10(日) 17:11:35.62 ID:ZzmjLQl/0

夏の日の夕方

暑いお昼をクーラーで凌いだ後、少しだけ暑さが引いた時間帯。

でもやっぱり暑くて、外を歩くだけで汗びっしょり、服が体に張り付いてなんだかイヤな感じ......

今日のお仕事は偶然765プロのレッスン場の近くで、お仕事終わりにわたしは直帰せず、何となーくレッスン場に寄ってみることにした。

あそこはクーラーが効いてるだろうし、何よりきっとみんなが居るから!























2: ◆KakafR9KkQ 2017/09/10(日) 17:16:50.88 ID:ZzmjLQl/0

と、言っても今は微妙な時間帯で、建物の中に入っても騒がしい音はしなくて、中にあんまり人は居ないみたいだった。 残念。

それでもレッスンルームBからは物音がするからそっちに行ってみると、そこにはきゅっ、きゅっ、って床を鳴らして、長い髪から汗を撒き散らすわたしの大親友、志保ちゃんが居た。

志保ちゃんに思いがけず会えた嬉しさにわたしはばっと彼女に向けて飛び出す。

「志保ちゃん志保ちゃーん!」

「可奈...... ? どうしたのこんな時間に」

「えへへ、さっきまでそこでお仕事してたから、ここに来たら誰か居るかな〜 って 志保ちゃんに会えてラッキーラッキ〜」

「そう」


3: ◆KakafR9KkQ 2017/09/10(日) 17:17:43.64 ID:ZzmjLQl/0

「志保ちゃんは何で? 一人で練習?」

「今日は今度の公演に向けての全体練習があって、みんなはもう帰ったけど私はちょっと残って練習してたの」

「ふえ〜 やっぱり志保ちゃんって偉いな〜」

「偉くなんて無いわよ、私は自分が満足出来るようものが出来上がるまで妥協したくないだけ」

そうやって志保ちゃんは当たり前みたいに言うけど、やっぱりかっこいいな 志保ちゃんって

でも...... 無理したりしないかちょっと心配かも

志保ちゃん、いっつも頑張ってて、前に体調崩したこともあって......

最近だと「自分の限界はちゃんとわかってるから大丈夫」って言ってるけど、やっぱりちょっと不安かも......


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