ありす「フレデリカさんの誕生日です」




1 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:35:56.91 :lAjrf3JD0

ありす「フレデリカさんからのプレゼントが目の前にあります」

の設定を引き継いでますが読まなくても大丈夫だと思います


2 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:37:56.78 :lAjrf3JD0

ありす(どうも、橘です)

ありす(本日は2/14)

ありす(......バレンタインデーですね)

ありす(大切な人にチョコをあげる日......)

ありす(ということで、私もいくつか作ってきました)

ありす(......手作りで)

ありす(......たくさん失敗しましたけど、なんとか形になって......)

ありす(プロデューサーさんや文香さんに渡したらとても喜んでくれました)

ありす(作ってよかった......って思います......ふふ)

ありす(......さて)

ありす(普段お世話になっている人にチョコを渡しているのですが......いよいよ残りひとつになりました)

ありす(......フレデリカさんへのチョコです)

ありす(意図したわけじゃないですけど、最後になってよかったかもしれません)

ありす(......フレデリカさんにはもうひとつありますし)

3 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:38:59.78 :lAjrf3JD0

ありす「......」

ありす(さて......フレデリカさんはどこにいるんでしょうか)

ありす(見つからなければ渡せません......)

ありす(......まあ、置いて渡すという手もないことはありませんが......)

ありす(こういうのはやっぱり手渡しで渡したいですから)

ありす(......きっとみなさんも同じ考えだと思います)

ありす(プロデューサーさん当てのチョコ置き場はほとんど活用されていませんでしたし)

ありす(それに......もうひとつのものこそ、手渡しで渡したいですし)

ありす(色々仕込んでますから......ふふ、反応が楽しみです)

ありす「......」

ありす(......)

ありす(ずっと待ったり、適当に探しにいくよりは......いっそ呼び出した方が早いかもしれませんね)

ありす(少し恥ずかしいですけど......)

ありす(......まあ、渡せないよりかはいいですし)

ありす(......)

ありす「......よし」

フレデリカ「何が『よし』なのー?」

ありす「ひゃぁっ!?」

4 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:42:19.74 :lAjrf3JD0

ありす「ふっ、フレデリカさん......!?」

フレデリカ「イェーッス! アイムフレデリカー♪」

ありす「い、いつから......!?」

フレデリカ「ついさっきかなー?」

フレデリカ「『おっはよー!』って大きな声出して入ってきたんだけど......気づかなかった?」

ありす「えっ、本当ですか?」

フレデリカ「ううん、嘘だよー♪」

ありす「なんで嘘つくんですか!?」

フレデリカ「なんとなくかなー、うふふっ♪」

フレデリカ「本当はありすちゃんを驚かすためにそろーりそろーりって入ってきたんだー」

ありす「もう......」

フレデリカ「うふふっ、大成功♪」

フレデリカ「それで......何が『よし』なのー?」

ありす「......」

ありす「......フレデリカさんを呼ぼうと意気込んだだけです」

フレデリカ「アタシを?」

ありす「はい」

ありす「その......」

ありす「......チョコです。受け取ってくれますか?」

フレデリカ「わお! 本当にー?」

ありす「本当ですよ......私はフレデリカさんと違って嘘をつきませんから」

ありす「はい、どうぞ」

フレデリカ「ふふっ、ありがと♪」

5 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:44:13.95 :lAjrf3JD0

フレデリカ「食べていい?」

ありす「もちろんです......食べてもらうために作ったんですから」

フレデリカ「......手作り?」

ありす「はい、手作りです」

フレデリカ「へぇ......手作り......へぇー♪」

ありす「......なんですかもう」

フレデリカ「ううん、なんでも!」

フレデリカ「それじゃあ中身をー......っと」

フレデリカ「んー......チョコだね!」

ありす「だから、チョコって言ったじゃないですか」

フレデリカ「それじゃあいただきまーっす」

フレデリカ「あーむっ♪」

ありす「......ど、どうですか......?」

フレデリカ「うーん、デリシャス!」

フレデリカ「すっごく美味しいよ、ありすちゃん!」

ありす「そ、そうですか......ほっ」

フレデリカ「今まで食べたチョコの中で一番美味しい!」

ありす「それは言いすぎですっ!」

フレデリカ「そんなことないよー?」

フレデリカ「んー、美味しー♪」

ありす「もう......ふふっ」

6 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:46:36.02 :lAjrf3JD0

フレデリカ「ご馳走様っ!」

フレデリカ「ありがとねっ、ありすちゃん!」

ありす「いえいえ」

ありす「......私こそありがとうございます」

ありす「喜んでもらえて、うれしいです......がんばったかいがありました」

フレデリカ「うふふっ」

フレデリカ「じゃあそんなありすちゃんにフレちゃんからお礼をしよう!」

ありす「お礼ですか?」

フレデリカ「うん!」

フレデリカ「ありすちゃんは今日が何の日か知ってるかい?」

ありす「......」

ありす「......バレンタインデーですよね?」

フレデリカ「そのとおり!」

フレデリカ「ということで、フレちゃんからもありすちゃんにチョコをプレゼント!」

ありす「!」

フレデリカ「はい、どーぞ♪」

ありす「あ......ありがとうございます」

ありす「......それじゃあ、いただきますね」

フレデリカ「うん!」

フレデリカ「フレちゃんの自信作! たーんと、召し上がれ♪」

7 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:48:00.44 :lAjrf3JD0

ありす「......あむっ」

ありす「!」

ありす「あ......イチゴ味......!」

フレデリカ「がんばって作ったんだー」

フレデリカ「どう?」

ありす「......美味しいです」

ありす「すっごく......」

フレデリカ「ふふっ、よかったー」

フレデリカ「三日三晩寝ずに作ったかいがあったー♪」

ありす「徹夜で作ってたんですか!?」

フレデリカ「それだけの愛をこめたからね!」

フレデリカ「ラビュー♪」

ありす「その心は......まあ、あの、嫌いではありませんけど」

ありす「でも、健康だって大事なんですから!」

ありす「ちゃんと寝てください!」

フレデリカ「わお、怒られちゃった!」

フレデリカ「まあ嘘なんだけどねー」

ありす「......さすがにわかってました」

フレデリカ「うふふっ、さっすがー♪」

フレデリカ「フレちゃんのことよくわかってるー♪」

ありす「たくさん話してますから、ふふ」

8 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:48:41.73 :lAjrf3JD0

ありす「......ご馳走様でした」

フレデリカ「お粗末さまー♪」

ありす「......本当に美味しかったです」

フレデリカ「うふふっ、ありがとー♪」

フレデリカ「そんなに気に入ったなら、毎日作ってあげるよー?」

ありす「......虫歯になりそうなので気持ちだけ受け取っておきます」

フレデリカ「歯磨きしたら大丈夫だよー」

フレデリカ「してあげよっか?」

ありす「結構です!」

ありす「子供じゃないんですから......」

フレデリカ「そっかー♪」

ありす「......」

ありす「......あの、フレデリカさん」

フレデリカ「んー?」

ありす「よかったら......これの作り方教えてもらえませんか?」

フレデリカ「これって......イチゴチョコ?」

ありす「はい」

ありす「......本当に美味しかったので」

ありす「よかったら......」

フレデリカ「うふふっ、もちろんオッケー♪」

ありす「わ......ありがとうございます」

フレデリカ「いつ教えよっかー......今からする?」

ありす「いえ、今日はもう遅いのでまた後日......」

フレデリカ「んー」

フレデリカ「じゃあ、二人の休みがあったときにでもしようねー」

ありす「そうですね」

フレデリカ「ふふっ、楽しみにしてよーっと♪」

9 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:50:09.39 :lAjrf3JD0

ありす「......そうだ、フレデリカさん」

フレデリカ「なーに?」

ありす「......その」

ありす「チョコをもらったお礼......ってわけじゃないんですけど」

ありす「これ、プレゼントです」

フレデリカ「プレゼント......アタシに?」

ありす「はい」

ありす「......今日って、フレデリカさんの誕生日じゃないですか」

ありす「なので......」

フレデリカ「......わぁ、覚えてたんだねー」

ありす「当たり前じゃないですか」

フレデリカ「そっかー」

フレデリカ「......んふー、そっかー♪」ポンッ

ありす「ひゃっ!」

フレデリカ「ありがとねー、ありすちゃん♪」ナデナデ

ありす「わっ......も、もう! 言ってることとやってることが違います!」

フレデリカ「そんなことないよー。フレちゃん感謝の気持ちでいっぱいだよー?」

フレデリカ「だからなでなでー♪」

フレデリカ「ありすちゃんありがとー、なでなでー♪」

ありす「ああ、もうっ、お礼はいいですから!」

ありす「とにかくプレゼントを見てくださいっ!」

フレデリカ「イェッサー!」

10 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:51:25.81 :lAjrf3JD0

ありす「はい。これがプレゼントです」

フレデリカ「ありがとねー」

フレデリカ「......わ、結構大きい」

ありす「ふふ、開けてみてください」

フレデリカ「うん!」

フレデリカ「......」

フレデリカ「......箱?」

ありす「箱ですね」

フレデリカ「これも開けて......」

フレデリカ「......わっ、また箱......」

ありす「箱ですね。まあわくわく感が出るからいいんじゃないですか」

フレデリカ「......あ!」

フレデリカ「このマトリョーシカ式プレゼント、ありすちゃんのときの誕生日プレゼントと同じだ!」

ありす「そのとおりです!」

ありす「その仕返しです、ふふっ」

フレデリカ「うーん......これは一本とられちゃったかも......」

フレデリカ「......はっ!」

フレデリカ「もしかしてこの中には小さいフレちゃん型チョコが......?」

ありす「それはありません」

フレデリカ「ないのかー......」

ありす「なんで残念そうなんですか......」

11 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:52:43.35 :lAjrf3JD0

フレデリカ「箱は続くよー、どこまでもー♪」

フレデリカ「開けても箱ー、開けても箱ー、はっこだっらけー♪

ありす「あ、それで最後です」

フレデリカ「およ、終点に着いちゃった」

フレデリカ「んー......だいぶちっちゃくなっちゃったねー」

ありす「フレデリカさんの時と同じですね」

フレデリカ「それもそうだねー」

フレデリカ「さてさて、箱の中身は......」

フレデリカ「......からっぽ?」

ありす「いえ。そこには私の今までの感謝の気持ちが入ってます」

フレデリカ「......?」

ありす「たくさんの感謝の気持ちをその空箱にこめたんです」

ありす「今までの気持ちをすべて......」

ありす「私からのたくさんのありがとう......それが、私からのプレゼントです」

フレデリカ「......」

フレデリカ「......そっか!」

フレデリカ「ありがとねっ、ありすちゃん!」

ありす「......」

12 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:53:32.10 :lAjrf3JD0

ありす「......冗談に決まってるじゃないですか。真に受けないでください」

フレデリカ「!」

ありす「こっちが本当のプレゼントです」

ありす「どうぞ」

フレデリカ「......またマトリョーシカ式?」

ありす「いえ、違います」

フレデリカ「......」

フレデリカ「......わっ、きれいなブローチ!」

ありす「フレデリカさんに似合うと思って......」

フレデリカ「ありがとうっ、ありすちゃん!」

フレデリカ「うふふっ、フレちゃんとってもハッピー♪」

ありす「......気に入ってくれたなら何よりです」

フレデリカ「うんっ、とっても気に入っちゃった!」

フレデリカ「何につけよっかなー......?」

ありす「......ふふっ」

13 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:55:24.29 :lAjrf3JD0

フレデリカ「でもよかったー!」

フレデリカ「ありすちゃんの感謝ってプレゼントも......うん、嫌いじゃなかったけど」

フレデリカ「フレちゃんもう少しで枕をぬらしちゃうところだったかも」

ありす「......本当に信じてたんですね」

フレデリカ「信じてたよー?」

フレデリカ「それに、ちょっと前にありすちゃん嘘つかないって言ってたしねー」

ありす「あ、そういえば......」

フレデリカ「アタシ、ありすちゃんの言葉は無条件で全部信じるから!」

ありす「少しくらいは疑いを持ってください!」

フレデリカ「じゃあ、今度からそうするー」

ありす「......」

ありす「でも、その......」

ありす「普段の仕返しって思って、色々仕込んでたんですけど......」

ありす「......ちょっと過ぎたからかいだったかもしれません」

ありす「ごめんなさい」

フレデリカ「あ、ううん、別に謝んなくてもいいよー」

フレデリカ「フレちゃんが真に受けちゃっただけだから!」

ありす「いえ......それでも、フレデリカさんを傷つけてしまいましたし......」

ありす「......人をからかうのって難しいですね」

フレデリカ「......」

フレデリカ「たしかにちょっと......その瞬間だけフレちゃんしゅーんってしちゃったけど」

フレデリカ「でも、結局それを上回るハッピーがもらえたから大丈夫っ!」

ありす「!」

フレデリカ「うふふっ、ホントにありがとね、ありすちゃん!」

ありす「......いえいえ」

14 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 22:57:34.84 :lAjrf3JD0

フレデリカ「それに、ありすちゃんだってアタシのからかいでしゅーんってしちゃったことあるでしょ?」

フレデリカ「おあいこ!」

ありす「いえ。そんなことありませんよ」

フレデリカ「えっ」

ありす「あっ」

ありす「......えっと、フレデリカさんにからかわれるの......私、嫌いじゃありませんから」

ありす「......楽しいですし」

フレデリカ「......」

フレデリカ「......そ、そっかー」

ありす「......」

フレデリカ「......」

フレデリカ「......ありすちゃん、ちょっと顔赤いよー?」

ありす「みっ......見ないでください!」

ありす「ちょっと......変なこと言っちゃいました。忘れてください」

フレデリカ「絶対忘れないっ!」

ありす「忘れてくださいっ!」

フレデリカ「うふふっ、かーわいーっ!」ナデナデ

ありす「わぁ! もうっ、やめてくださいっ!」

ありす「......むぅ」

ありす「今日はフレデリカさんの誕生日なんですから、むしろ私が......!」グッ

フレデリカ「必殺の背伸び!」

フレデリカ「プラスガードッ!」

ありす「あっ......もうっ!」

フレデリカ「ふふっ、なでなでするのはフレちゃんだけの特権なのだ!」

ありす「うぅ、ずるいです......っ!」

ありす「むーっ......!」グッ

フレデリカ「よーしよーし♪」ナデナデ

ありす「フレデリカさんだってちょっと顔赤いのに......」

フレデリカ「!」ギクッ

ありす「......ふふっ、動きが止まりましたね!」

ありす「えいっ......!」ポン

ありす「そして、えいっ!」ナデナデ

フレデリカ「あっ!」

ありす「ふふっ、届きました!」

ありす「......ちょっと背伸びが厳しいけど」

フレデリカ「うーん、まさかフレちゃんがなでなでされちゃうとは......」

ありす「ふふっ、お誕生日おめでとうございます、フレデリカさん」

フレデリカ「......うん、ありがとね。ありすちゃん!」


おしまい

15 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 23:03:08.40 :lAjrf3JD0

フレちゃん誕生日おめでとー
自由だけどみんなのことちゃんと見てるフレちゃんが大好きだし、ありすちゃんと物理的にも精神的にもいちゃいちゃしてるのが大好きってノリと勢い

誤字脱字、コレジャナイ感などはすいません。読んでくださった方ありがとうございました。

16 :◆6QdCQg5S.DlH :2017/02/14(火) 23:06:40.52 :lAjrf3JD0

前のありフレ
ありす「フレデリカさんがポッキーをくわえて寝ています」

去年のバレンタインネタ
乃々「友チョコ」

最近書いたの
朋(どうしよ......すっごく鼻がムズムズする)

こずえ「こずえはねー......おにんぎょうなのー......」


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