1: ◆P8QHpuxrAw 2014/12/10(水) 20:27:39.75 ID:MsR9K0rH0

悪魔のリドル 第4話付近のSSです。若干時間軸がズレてるところがあります。

兎しえですので完全妄想です。キャラ崩壊はご容赦ください。

地の文です。

中盤にエロ描写がありますのでご注意ください。

>>2から始めますのでよろしくお願いします。


2: ◆P8QHpuxrAw 2014/12/10(水) 20:28:11.54 ID:MsR9K0rH0

一人でいるのが楽だった。

誰かに気を遣う必要もないし、なにより誰かに自分を見られる事が無かったから。

視線を感じたりひそひそと話している声を聞くだけで、自分の話をしているんじゃないかと思ってしまうのが苦痛だった。

黒組ではそんな事は気にならなかったが、暗殺者と仲良くするのも何か気が引けた。

空いている教室を見つけて、昼休みの度に勝手に使っているが今のところは咎められるような事はない。

今日もそうして一人で過ごしていたら、唐突に扉が開かれた。

兎角「剣持?」

驚いてそちらを見てみれば、そこにはターゲットの守護者が立っていた。


3: ◆P8QHpuxrAw 2014/12/10(水) 20:35:04.67 ID:MsR9K0rH0

思わず立ち上がり、しえなは兎角に警戒の視線を向けた。

しえな「な、なんでここに……」

兎角「別に。空き部屋みたいだったから入ってみただけだ」

もしかしたら兎角も暇を持て余して一人になる場所を探していたのかもしれないと思うと体の力が抜けた。

しえな「そうか……」

元々座っていた椅子に戻ると、兎角はその隣に座った。

なんのつもりか分からないので警戒は解かない。


4: ◆P8QHpuxrAw 2014/12/10(水) 20:41:29.51 ID:MsR9K0rH0

が、兎角を相手に警戒をしたところでなんとかなるわけでもない事も分かっている。

兎角「いつもここにいるのか?」

しえな「うん……」

覗き込んでくる兎角の目は綺麗に澄んでいて、目付きの悪さに似合わない。

一ノ瀬晴を護るなどと言い出す前は、常に機嫌悪そうにしていたのに、今は少し寛容になってきている気がする。

教室での座席は前後だったが、あまり兎角を近くで見た事はなかったから、案外肌が白くて、しなやかな身体付きをしている事に気付いて数秒見惚れた。

兎角「……邪魔なら出て行く」