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あやめ速報-SSまとめ-

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23 16:05:48 ID:9OOFG7VM0

赤沢「握手しましょう、恒一くん」

恒一「握手?」

赤沢「ええ。死者の手は冷たいと言われているの」

恒一「へぇ......」

赤沢「だから、それを確認するための、握手」

恒一「分かった。何か緊張するよ、もし僕の手が冷た――って赤沢さん!?」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23 16:09:33 ID:9OOFG7VM0

赤沢「?」

恒一「いやいや、不思議そうな顔するのやめてよ!」

赤沢「......恒一くん、あなたもしかして......死者、なの?」

恒一「違うけど」

赤沢「それなら何故握手を嫌がるの? おかしいじゃない」

恒一「握手なんだよね? 今からするのは」

赤沢「さっきからそう言っているでしょ? 変な恒一くん」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23 16:14:17 ID:9OOFG7VM0

恒一「分かった。なんかごめん、ちょっと勘違いしてたみたいだ」

赤沢「勘違い? どんな?」

恒一「いや、何でもないんだ。流石に言うのも恥ずかしいし」

赤沢「そう? じゃあ改めて握手」スッ

恒一「うん......ってやっぱり!?」ササッ

赤沢「......恒一くん?」

恒一「そんなキツイ目で見たって駄目だってば!! 何考えてるんだよ、赤沢さんは!?」

赤沢「何って、だから握手だけど」

恒一「僕の手はそんなところにないよ!!」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23 16:20:53 ID:9OOFG7VM0

赤沢「ごめんなさい、恒一くん。あなたの言ってることがよく分からない」

恒一「それを言いたいのはこっちだよ!!」

赤沢「何かお互いの認識に齟齬が発生しているようね、一度確認しましょう」

恒一「そうだね、本気でそうすべきだよ」

赤沢「私達の通う夜見北中の3年3組には『現象』と呼ばれるものがある。ここまではいい?」

恒一「いいよ」

赤沢「その『現象』とはクラスに死者が紛れこむことであり、死者の手は冷たいと言われている」

恒一「そこも大丈夫」