1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:39:43.859 :vudrWy/uD.net

喪黒「私の名は喪黒福造。人呼んで『笑ゥせぇるすまん』。

ただの『せぇるすまん』じゃございません。私の取り扱う品物はココロ、人間のココロでございます。

この世は、老いも若きも男も女も、ココロのさみしい人ばかり。

そんな皆さんのココロのスキマをお埋めいたします。

いいえ、お金は一銭もいただきません。お客様が満足されたら、それが何よりの報酬でございます。

さて、今日のお客様は......。

吉屋小百合(38) 大学准教授

【運命のパートナー】

ホーッホッホッホ......。」


4:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/06/11(月) 04:42:01.963 :vudrWy/uD.net

東京都、極東文化大学――。キャンパスで「日本文学入門」の午前中の授業が行われている。
教壇に立っているのは、セミロング黒髪で縁なし眼鏡をかけた女性だ。

小百合「......であり、そもそも大正期の白樺派は......」

男子学生たち「吉屋先生って、いろいろ揃い過ぎていてうらやましいよなー」
「大学準教授で、テレビでも引っ張りだこ、それに美人で、親父は有名な学者と来てる」

小百合「私語は慎んでください!」

男子学生たち「ひいっ!!」



午後。日の出テレビ。テレビ局でワイドショーの撮影が行われている。

司会者と女性アナウンサー「こんにちは。『アフタヌーンライブ』です」「本日の出演者は......」

『アフタヌーンライブ』のコメンテーターの中に、吉屋小百合がいる。

テロップ「極東文化大学準教授・文芸評論家 吉屋小百合」


極東文化大学。授業のない教室で、数人の男子学生がスマホの画面を見ている。

男子学生たち「お、『アフタヌーンライブ』に今日も吉屋先生が出てる」「先生、番組でもかなり辛口なんだよなぁ」
「実はな、吉屋先生って独身なんだってさ」「独身かぁ。もったいなよなー」