1: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2018/05/30(水) 18:31:31.32 ID:ycKoE9OZ.net

題名のとおりパルプ・フィクションのパロディです。
長いかもしれませんが、最後まで付き合ってくれると嬉しいです。

Pulp
1.柔らかく湿った形状の無い物体
2.質の悪い紙に印刷された扇情的な内容の出版物



2: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2018/05/30(水) 18:32:23.51 ID:ycKoE9OZ.net

Prologue: Become the High Tide with You

~松月~

曜「ヨーソロー!」

千歌「ヨーソロー!」

曜「ヨーソローっていうのはね、単にキャラ付けの為に言い始めた事なんだよ」

千歌「そうなんだ?」

曜「私、個性が無いから。わかりやすい口癖があればみんなに覚えてもらえるでしょ?」

千歌「そうなの?」

曜「曜とヨーでかかってるしね。ヨーソローと曜、早漏。私は早漏じゃないけど」

千歌「早漏じゃあなくて候にしたら? 武士みたいでカッコいいと思うのだ」

曜「曜で候。ヨーソロー。うん、いいかも」

千歌「そういえば、梨子ちゃんと善子ちゃんって付き合っているのかな?」

曜「ん、付き合ってないみたいだよ。善子ちゃんに聞いた」


3: 名無しで叶える物語(フンドシ) 2018/05/30(水) 18:33:02.09 ID:ycKoE9OZ.net

千歌「付き合えばいいのにね」

曜「女の子同士だよ?」

千歌「チカは愛があればいいと思う」

曜「将来大変だよ? 二人とも一人っ子だし」

千歌「一人っ子だと何かあるの?」

曜「血筋を途絶えさせる覚悟が必要だよ。少なくとも、二人が一生くっつくとなると、2つの家が断絶する事になるよ」

千歌「それは大変なのだ」

曜「まぁ子供だけ作る方法なら、いくらでもあるけどね。流石に女の子同士ではまだ無理だと思うけど。あとは同じ同性愛者の男の人見つけて仮面夫婦になるとかで、世間の目を誤魔化せばなんとかなるかも。当人達がよければだけど」

千歌「詳しいね」

曜「そういうのって暇なとき調べだすと、止まらなくなっちゃわない?」

千歌「うーん、チカは調べもの苦手だからわからないなぁ」

曜「ほら、なんか寝る前とかさ、ベッド入って電気消して、まずケータイいじるじゃん? で、思いついた単語とかさ、調べてみたりしない?」

千歌「しないのだ。チカはベッドに入るとすぐ寝ちゃう」