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1: ◆DAC.3Z2hLk 2018/05/15(火) 01:37:17.45 ID:HPqv8y120


モバマスより鷹富士茄子のSSです。
独自解釈、ファンタジー要素、一部アイドルの人外設定などありますためご注意ください。


前作です↓


最初のです↓





2: ◆DAC.3Z2hLk 2018/05/15(火) 01:38:47.68 ID:HPqv8y120


今夜一杯いかがですか?

と茄子さんからお誘いを受けたのは、週初めの月曜日だった。
幸い夜遅くまでかかるタスクは無い。ただでさえ憂鬱な月曜の気晴らしになるだろう。
軽くならたまにはいいかと承諾し、駅前で彼女と合流した。

「ん。今日は楓さんいないんですか?」
「あら、私と二人ではお嫌ですか~?」
「いや意外だなって。飲み行く時はいつも一緒なのに」

二日酔い対策グッズを山盛り用意したのだが、いなければいないで肩透かし感が残る。

「今日は楓さん、他のお友達と食事に行かれるんです」
「あ、飲むことは飲むのね......」
「そういうことです♪ ということでたまには、さしで飲むのもいいでしょう?」

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3: ◆DAC.3Z2hLk 2018/05/15(火) 01:40:00.99 ID:HPqv8y120


―― しばらく後


ささやかな飲み会自体は平和に終わった。
二人で飲み屋街をてろてろ歩き、つまんで飲んでを繰り返すうちにお互いそこそこ出来上がっていた。


「あーまーつーかぜー♪ くーものーかよひぢー♪ ふーきとーぢよー♪」

「ご機嫌ですねぇ。何かいいことありました?」
「毎日いいことだらけですよ~。今日があることが一番の幸運です♪」

茄子さんは両手を広げて、踊るように前を歩く。
その歩き方があんまりにも無防備だから、今更のようなことを注意した。

「というかですね、アイドルなんだからちょっとは変装するなり......」
「あらそういえば。でもほら、全然バレてませんよ? 不思議ふしぎ~」

振り返って子供みたいに笑う。
いつもは白い頬に朱が差して、しかも緩みきっているから、こんな顔は人には見せられないなと思った。

道行く人々からは、幸運にも気付かれていないようだが......。


「うなぎの肝焼き美味かったですね。このご時世に食っちゃっていいのかなぁと思ったけど」
「大丈夫ですよ。こっちで絶滅しちゃった子は、みんな向こうへ行くだけですから」
「どこですか向こうって」
「どこでしょうねぇ♪ ――をとめーのすーがたー♪ しばーしーとーどーめむー♪」

こっちの頭も酒でぷかぷかしていて、とりとめのないやり取りをしながら歩く。