1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/05/11(金) 20:21:12.43 :0wQCoUaf0

いろは「先輩今日も仕事手伝ってくださいね!」

八幡「なぁ一色、今日長距離の体力測定できついんだよ。今日は休ませてくれ。頼む」

いろは「むぅ、仕方ありませんね」

八幡「なぁ、俺思ったんだけどよ。走ってる時の限界って三回あるよな」

いろは「どうしてですか?」


2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/05/11(金) 20:21:44.14 :0wQCoUaf0

八幡「1回目の限界は、自分がしんどい、って思った時、息切れとかな」

いろは「確かに、楽だったのが苦しくなる瞬間はある種限界とも捉えられますね」

八幡「次に肺に送る息が痛くなった時、これは単純、単純にきついんだ。身体的疲労だ。これが2回目」

いろは「ああなると頭も回らないですよね」

八幡「そして3回目は足がもつれてきた時、これは肉体的にもそうだが、精神的にもかなりきつい」

いろは「走ってる間ってあんまり足が重いって感じないですけど、それを自覚した時は走る気失せちゃいますね」


3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2018/05/11(金) 20:22:09.71 :0wQCoUaf0

八幡「ああ。回らない頭で神が俺に走るなと警告している、なんて思ったこともある。そう思えるほどにきつい、そう思うんだ」ドンドン

いろは「そうですかね」ドンドンドン

いろは「私が思うにですね」ドンドンドン

いろは「限界ってーーー



八幡「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」ドンドンドンドン

頬を伝う汗が、かかる体重によって軋む体育館の床にミルククラウンを作る。

引かれた線に片足を置き、アイズの瞬間、再び向かいの線に向かって20mを駆ける。

ドレミファソラシドが加速する中、ペースを崩され、体力を削がれる。

もう気づいただろうが、今やっているのはシャトルランだ。