4: 名無しで叶える物語(茸) 2018/04/17(火) 13:51:01.43 ID:3HJF2s6e.net

高校を卒業したのは3年前のことだ。

沼津にある大学に入学してからは、留年しないように勉強に励み、サークル活動に打ち込んで、アルバイトをこなしつつ、たまに地元のボランティアにも参加なんてしてたらあっという間に月日が経ってしまった。

地元からの知人が多かったことに加えてAquorsの知名度も相まって、友人に囲まれた賑やかな学生生活を送ることができたとは思う。


だけどそこに彼女は居なかった。


高校生活の2年間、いつも一緒に時間を過ごした、あの悪友は私の隣には居なかった。



5: 名無しで叶える物語(茸) 2018/04/17(火) 14:03:17.55 ID:3HJF2s6e.net

千歌「ねぇ、よーちゃん」

曜「ん?どうしたの千歌ちゃん」

春休みが明けて前期日程が始まり、私は千歌ちゃんと一緒に大学の食堂でたむろしていた。

千歌「どうしよおぅぅ、このままじゃ卒業できないよおおぅぅ」

曜「単位、まだ足りてないの?」

千歌「やばいようぅ、もう皆は取り終えてるってのにぃぃ」

千歌ちゃんを悩ませているのは大学の授業の単位数た。
卒業の条件としての最低単位数に未だ到達できておらず、前期どころか後期も授業を取らなければいけない危機的状況らしい。

曜「でもほとんど私と同じ授業取ってきたじゃん。一緒に勉強したこともあったし」

千歌「よーちゃんは取れててもチカが取れてないやつなんて沢山あるもん」

あるもん、じゃないよ。可愛いな。