神谷奈緒「アニメじゃない、本当の事」


1: 名無しさん@おーぷん 2017/09/16(土)00:00:01 ID:nf1

アイドルマスターシンデレラガールズ、神谷奈緒のお話です。
ガンダムは関係ありません。タイトルだけZZからお借りしています。



2: 名無しさん@おーぷん 2017/09/16(土)00:00:30 ID:nf1

あたしがその廃ビルに足を踏み入れたのはほんの気紛れだった。

いや、もしかしたら心のどこかでアニメのような「非日常」に憧れていたからかもしれない。

現実にはあり得ないアニメのような「非日常」を求めていたんだと思う。

そして、あたしはその廃ビルで「非日常」に、一人の男性と出会った。

これはあたしとあの人が出会った時のお話。



転載元:神谷奈緒「アニメじゃない、本当の事」

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3: 名無しさん@おーぷん 2017/09/16(土)00:01:07 ID:nf1



「あー、こりゃ降ってくるかもな」

いつものように学校を終えて帰る途中、ふとまっすぐ家に帰るのはもったいない気がして買い物だったりといろいろと寄り道をして、普段は遠回りになるからあまり使わない道を歩いて駅に向かっていた日の事だ。

夕日がきれいに見えるはずの西の空は分厚くて黒い雲に覆われ、今にも土砂降りになりそうな様相を呈している。

「傘、持ってないんだよな......」

これでも一応だが天気予報は見てきている。天気予報では今日は快晴で雨の心配はないとの事だったから傘を持たずに登校したのだ。

だが、いかに天気予報とは言えどもゲリラ豪雨までは予想できないらしい。

「この辺りでどっか雨宿り出来るところってどこだろ」

念のために雨宿り出来る場所を頭の中から探してみる。

どっか喫茶店でも入ればいいのかもしれないけれど、しがない高校生の身分であるあたしにはお財布さんのお許しが出ない限りは入る事が出来ない。

そして悲しい事にそのお許しはお財布さんが出してはくれなかった。


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