【ラブライブサンシャイン】鞠莉「いざゆけ私のスターブライト号」

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 15:17:03.06 ID:tiVnbcGI0

両親親の知り合いの家から誕生日に馬を一頭貰えることになった

まだ幼子の私にとって、今までの誕生日より、その日を一層楽しみにしたのは言うまでもなかった


2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 15:17:40.14 ID:tiVnbcGI0


「一頭好きなのを選んでもいい」と言われた私の目に、ある馬が飛び込んで来た

風になびく深い栗毛、額には...星の紋章

「あの馬がいい」
私がそう言って指し示すと馬主は渋い顔した後、口を開いたわ


「そいつはもういい年の馬だ、お嬢ちゃんにはもっと若い馬の方がいい」


3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 15:18:19.18 ID:tiVnbcGI0

今思えば、正しい配慮だったのかもしれない

幼い私は駄々をこねた、わんわん泣いて両親と馬主を困らせた


今思えば子供の癇癪だったと思う

でも、あの時折れてくれた大人たちと、我儘な自分に感謝してるわ


だって、あなたと出会えたんだもの


4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 15:18:47.59 ID:tiVnbcGI0

初めてあなたに乗った時の事は、今でも覚えてる

子供が乗るには大きな背に乗せられて

その景色は...私の見たことない物だった

視界が開けて、文字通り世界が広がった

手綱を引いて駆け出せば、潮風に心が軽くなった

どこまでだっていける、そう思ったの



5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 15:19:45.02 ID:tiVnbcGI0

初めて私以外を乗せたのは果南とダイヤだっまかしら


私の見てる世界を二人にも見せてあげたい、そう思って引っ張って来たんだっけ

小さい頃のダイヤは泣き虫だったから...大きなあなたが嘶いただけで泣き出してたわね...

果南は度胸が据わってたから、案外すんなり走って楽しんでたかしら...


人って十数年で変わったり、変わらなかったり...面白いわね?


続きを読む