【ミリマス】志保「私にとってのプロデューサーさんは」

1: ◆eAB23W1ius 2017/08/07(月) 11:32:21.71 ID:w2YVWAok0

ミリオンライブのSSです。

地の文があるので苦手な方はご注意ください。


2: ◆eAB23W1ius 2017/08/07(月) 11:32:51.81 ID:w2YVWAok0



夢を見た。

家族みんなで過ごす夢を。

お父さんがいた。

母と、弟と、そして私と、微笑みながら話すお父さんが。

でも顔は光が反射して見えない。

私はどうしてもその顔が見たくてその人に近づいた。

近くで見たその顔は---


3: ◆eAB23W1ius 2017/08/07(月) 11:33:32.43 ID:w2YVWAok0



「あれ?志保ちゃん、めずらしくぼーっとしてどうしたの?」

「え?......なんでもないわ。ちょっと考え事をね」


いけない、可奈にぼーっとしてるなんて言われるほど呆けていたようだ。

もうすぐ仕事だ。プロとしてしっかりと切り替えなくてはいけない。


「志保、可奈、準備できたか?」

「はい!可奈は準備ばんたん~♪いつでもなんでもオールオッケ~♪」

「はは、可奈は今日も元気だな!志保は大丈夫か?」


4: ◆eAB23W1ius 2017/08/07(月) 11:34:05.27 ID:w2YVWAok0



どくん。

心臓が急にうるさくなる。

昨日まではこんなことなかったのに。

プロデューサーさんに名前を呼ばれるだけでこんなにも。

プロデューサーさんに微笑みを投げかけられるだけでこんなにも。


「......はい。問題ありません。行きましょう」

「......ほんとに大丈夫か?体調が悪いなら今日は休んでもいいんだぞ。謝罪は俺からしておくから」

「いえ、大丈夫です。そんなことより早く出ないで大丈夫なんですか?」

「ちゃんと余裕はもった上での出発だからな。まぁ志保が大丈夫っていうなら大丈夫なんだろう。じゃあ行くか」


なんとかごまかしきれたみたいだ。

相変わらず心臓は騒ぎ続けている。

なんであんな夢をみたんだろう。


続きを読む