男「この推理小説、犯人にマーカー引かれてやがる! ふざけんな!」

以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/15(月) 22:36:23.17 ID:cifWCBlHo
男「さぁって、さっき図書館で借りた小説でも読むか......」

男「......」ペラ...

男「......ん?」

男「なんだこりゃ!?」

男「この推理小説、犯人にマーカー引かれてやがる! ふざけんな!」

SSWiki :



以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/15(月) 22:37:25.91 ID:cifWCBlHo
男「――なぁんてな」

男「俺、ミステリー読む時、別に推理しながら読むタイプじゃないし」

男「犯人が分かったところで、さしてショックはないわ」

男「むしろ、刑事コロンボとか古畑任三郎とかを見る感じで楽しめるしな!」

男「半田任男......お前が追い詰められるザマを楽しんでやるぜ!」

以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/15(月) 22:39:06.05 ID:cifWCBlHo
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銀田一が駆けつけると、部屋の中には火涯射太郎の変わり果てた姿があった。

「これは......死んでいる!」

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男「お、いよいよ事件か。面白くなってきた」

以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/15(月) 22:39:55.21 ID:cifWCBlHo
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半田が唇を噛む。

「必ず犯人を見つけましょう!」

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男「おいお~い白々しすぎるぜ、半田ァ~!」

以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/15(月) 22:40:39.77 ID:cifWCBlHo
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銀田一の問いに、使用人は声を細めた。

「実は......半田さんはね、火涯さんに恨みがあったんですよ」

「え、本当ですか!?」

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男「おっ、いよいよ半田も年貢の納め時か!?」

以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/15(月) 22:41:26.95 ID:cifWCBlHo
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「間違いない......犯人は半田さんだ!」

銀田一の目が光った。

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男「もう真相にたどり着いたか! でもまだ100ページぐらい残ってるけど......?」

以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/15(月) 22:43:18.30 ID:cifWCBlHo
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「この話が本当なら、半田さんにはアリバイが成立する!」

推理が振り出しに戻ってしまい、銀田一が頭を掻きむしる。

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男「おお、アリバイ工作とは! やるじゃん、半田!」

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