八幡「異本・たとえばこんなバースデーソング」

1: ◆A95oCT.s2k:2017/06/18(日) 17:59:32.89 :/+LAMdvF0
・設定と注意点・

細かい部分は省略し、高校3年生の6月18日を舞台に原作3巻の結衣の誕生日パーティーのメンバー+αで彼女の誕生日を祝福しようというお話です。

クラス替えは無し、2年から全員そのまま同じクラス(F組とJ組)へ進級しています。
小町は総武高校1年生として奉仕部へ入部、部員は雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣、比企谷八幡、比企谷小町の計4名。

途中、八幡と海老名の両名とで視点が交互に切り替わる箇所あり。

無茶苦茶長いです。

多少無茶な展開があったり、出て来ないキャラがいても気にしない点をどうぞご理解ください。


2: ◆A95oCT.s2k:2017/06/18(日) 18:01:37.65 :/+LAMdvF0

プロローグ

“誕生日”......。

年に一度、自分がこの世に生を受けた事に感謝する記念日であり、その親や友は、その者がこの世に生まれて来てくれた事に感謝し、その者の健やかなる成長を願う日でもある。

ある者にとって誕生日とは、また一つ大人へと成長した事を実感し、父と母に、また祝福してくれた友に感謝する日でもあり。

ある者にとって誕生日とは、また一つ歳を重ねる自分を再認識し、一時の憂いを覚える日でもある。


かの有名な小説、『トム・ソーヤーの冒険』の著者、マーク・トウェインは生前、こんな名言を残していた。

“人生で一番大事な日は2日ある。生まれた日と、何故生まれたかを分かった日。”と。

......生まれた日はともかく、少なくとも俺はまだ、自分が何故この世に生まれてきたのかを理解してはいない。

だが、彼女はどうだろう。

自分が何故この世に生まれて来たのか。その理由を、彼女は既に見出したのだろうか。

これは、そんな問いかけに対する、彼女の一つの答えの物語なのかも知れない......。


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