甘くてとろける百合バス  私と――。


1 : 以下、名... - 2017/05/03 13:16:58.55 bGKhngeS0 1/82

ほのぼの百合百合しいバスの最後尾に私は座っていた。

いつも通りいちゃいちゃする3組+私+運転手――あれ。

何か、毛色の違う人が。

誰や、あんたと思ったら――。

何と、小学生からの付き合いのヤンキーちゃんだ。

バスに乗って帰るなんて珍しい。

私は、肩までの金髪ヘッドをぽんぽんと叩く。

どうしたのかと聞くと、バイクが壊れてしまったとのこと。

あらあら。

元スレ
甘くてとろける百合バス 私と――。

2 : 以下、名... - 2017/05/03 13:29:00.31 bGKhngeS0 2/82

ヤンキーちゃんはカワサキのよく知らないけど、大きなバイクに乗っている。

確か、先生には軽く注意されたらしい。

ただ、ヤンキーちゃんは、学校の中でも悪評高い上に、

素直に言うことを聞かないから先生達も手を焼いている。

そんなヤンキーちゃんがこんな、砂糖みたいな空間に座ってるのだから、驚き。

ヤンキーちゃん、久しぶり。

最近、どう?

ヤンキーちゃんは、まあまあ、と答えた。

まあまあって、良いほう? 悪いほう? と聞くと、

悪いほう、と低い声で言った。

それから、頭さわんな、と腕を払われた。

どいひー。

口を尖らせてそう言うと、へっと笑われた。

私、ヤンキーちゃんを笑わせるのは得意なの。

3 : 以下、名... - 2017/05/03 13:33:38.10 bGKhngeS0 3/82

昔からね。

ヤンキーちゃんは、私のちょっかいをしだいに無視し始める。

どうも、他の何かに気をとられているみたい。

彼女の視線の先、ポニテと天パが座っている席。

え、あそこに座りたかったの?

と、耳元で聞くと、うっせえ! と怒られた。

怒らなくてもいいじゃんかね。

でも、これ以上ヤンキーちゃんを困らせるのもなあと思い、

私は席に大人しく腰掛けた。

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