冬馬「大人の階段登る」

1: ◆7F/YYgK6TM:2017/03/02(木) 23:50:51.44 :4MT/4qEj0

※木星SSです。女の子要素一切ゼロです。

夜。この時期はまだまだ夜の冷え込みがつらい。
早く暖房が効いた場所に行きたくて、タクシーを降りて看板を確認してから
すぐさま店のドアを開けた。
待ち合わせ場所になっていた飲食店は、受付カウンターも寒かった。
外との出入りが多いからだろうか?早く奥のスペースに行きたい。


2: ◆7F/YYgK6TM:2017/03/02(木) 23:52:23.05 :4MT/4qEj0

――――

お連れ様はこちらです、と店員。
店員に会釈してから真っ黒のドアを軽くノックして開けてみる。

北斗「よっ、冬馬。お疲れ」

冬馬「...お、おう」

飲食スペースが個室になっている店は仕事柄よく打ち合わせ等で行くが、
プライベートではもしかしたら初めてだったかもしれない。

冬馬(なんだかちょっと緊張するぜ...)

居酒屋独特の明るくノスタルジックな雰囲気も
黒を基調とした個室も、それを際立たせるシックでおしゃれな照明も
俺には新鮮な環境だったが、北斗はすんなりと溶け込んでいた。
仕事はどうだった?という問いにそれなり、と返す。
北斗は軽く微笑むとメニューを広げた。


3: ◆7F/YYgK6TM:2017/03/02(木) 23:53:37.10 :4MT/4qEj0

北斗「じゃあ、最初はなに飲む?」

冬馬「そうだな...って、前言わなかったっけか?」

北斗「あぁ、そうだった。変にこだわらなくてもいいと思うんだけど...」

冬馬「いいだろ、最初の入り口はこれってイメージなんだよ」

北斗はそうか、と一言いい、壁の店員呼び出しボタンを押した。


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