食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」その2





510 : 乾杯 ◆ziwzYr641k - 2013/05/31 22:43:50.37 0o/7baUn0 194/711

――翌日 常盤台中学


上条(遅いな......もう授業はとっくに終わってるはずなのに)チラ


???「――あの女なら、さっき裏口からこそこそ出てったわよ」


上条「......え、って、御坂!」

御坂「ま、長続きしないだろうとは思ってたけど、初日で雲行きが怪しくなるなんてね」

上条「......ま、まだそうと決まったわけじゃ」

御坂「なら、そう思ってますって顔しときなさいよ」

上条「......ぐぬ」

御坂「でも、アンタも災難よねぇ。あんな我儘娘のお守りを押し付けられちゃうなんて」

上条「別に、誰かにやらされてるわけじゃねえよ。俺が好きでやってんだ」

御坂「それにしたって、向こうがそう思ってないと意味ないんじゃないかしら」

上条「......へ?」

御坂「大小の差はあれ精神系能力者ってのは疑り深いらしいわよ? あの女が被害妄想に陥ってないと言い切るのは難しいんじゃない」

上条(......不仲な割に、相手の姿がよく見えてるんだな)

511 : 乾杯 ◆ziwzYr641k - 2013/05/31 22:47:23.48 0o/7baUn0 195/711

上条「......その、今日の食蜂の様子、どうだった?」

御坂「べつに? 普段通りの優雅なお嬢様をやってたわよ」

上条「......そっか、そんなら」

御坂「もっとも、一人でこそこそ裏口に向かうときだけは、演技の適用範囲外だったみたいだけど」チラ

上条「......う」

御坂「それで? どっちが何をやらかしたわけ?」

上条「......悪い。ちょっと込み入った話なんで、あまり詳しくは――」

御坂「どーせ、アイツが一般人を巻き込んで能力使おうとするのをアンタが必死に止めようとした。そんな構図なんでしょ?」

上条「」ギク

御坂「って、その顔はまんま図星かい」

上条「す、すげえなお前。将来占い師になれるんじゃないか」

御坂「アホらし、あんたら二人のヒトとナリを知ってれば誰だって同じ解答に至るわよ」

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