ほむら「真夏のオリオン」


2: ◆SjWXMdM6SY 2017/01/18(水) 00:45:59.07 ID:oAox/8gyo

――このホームルーム、一体いつまで続くのかしら

私は延々と話を続ける早乙女先生を、そんな風に思いながら見ていた

うだるような暑さの中、長話を聞かされているというのに、誰も彼もが浮かれ顔

きっと教室中、私を含めて誰も話をまともに聞いてはいないだろう

もう待ちきれないとばかりに一部の男子や、さやかは机から身を乗り出していた

先生は話の最後に怪我や事故のないようにと、少し脱線した長話を切り上げる

日直の号令で帰りの挨拶をして、先生が教室を後にした瞬間、教室中が一気にざわめきだす

それもそのはず。なんせ今日は終業式

明日からはいよいよ夏休みが始まるのだから


3: ◆SjWXMdM6SY 2017/01/18(水) 00:46:28.44 ID:oAox/8gyo

さやか「それにしても、今日はやけに話が長かったねぇ」

まどか「ねー。いつ終わるのかなって思っちゃうくらいだよ」

ほむら「今日が終業式だからというのもあるんでしょうね......」

荷物をまとめたあと、私のところへやってきたまどかとさやか

先生の長話から、次第に夏休みの予定についての話題に移っていく

さやか「で、2人は夏休みは何するとかはもう決まってるの?」

まどか「うーん。家族での予定は...多少、あるんだけど」

さやか「まどか個人の予定はまだ決まってないと」

まどか「そう、だね。それはこれから決めたらいいかなって」

4: ◆SjWXMdM6SY 2017/01/18(水) 00:47:01.54 ID:oAox/8gyo

どうやらまどかは夏休みの予定は決まっていないらしい

それに対してさやかは、いつから決めていたのかあれやこれやとやりたいことを話し出す

会話に入れず、ぼんやりとそのやりとりを見ていた私に、急にさやかが話を振った

さやか「ほむらはどうなのさ。何か予定とか、やりたいことってないの?」

ほむら「私......?私は......」

そう言われ色々と考えてみるものの、今までが今までだっただけに何も思いつかない

夏休みだからと言って特別したいことはないと正直に話すと

さやかは気の毒な人を見る顔を、まどかは少し寂しそうな顔をしていた

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