食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」【後編】


296: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/12/30(金) 18:41:09.13 ID:BMIoR+No0

前スレ:




三沢塾から脱出した2人の前には、手入れを怠って荒れた金色の髪に褐色の肌、
擦り切れたゴシックロリータを着用しているシェリークロムウェルに、
背中までの赤毛を鉛筆くらいの太さの細かい三つ編みに分けているアニェーゼ=サンクティス、
三つ編みそばかすのアンジェレネ、猫目のルチア、金髪で胸の豊かなオルソラ=アクィナスだった。
4人は真っ黒な修道服を着ている。さらに彼女達の周囲には、鷲などの猛禽類、狼などの猛獣がいた。

五和「こ、これは......」

目の前に広がる光景について言及したかったが、まずは一番の疑問を上条にぶつける。

五和「な、なんで逃げたんですか?」

上条「いるんだよ。能力者がもう一人」

上条がそう言った直後だった。
ドバァ!と、三沢塾の中から大量の水が溢れだした。

五和「ひゃあ!?」

上条「『水流操作』だろうな。中に留まっていたら洗い流されていた」

五和「じゃあ、あの甲冑の人も......」

上条「アウレオルスも当然グルだろう。つまり、俺達は合計7人の能力者と戦わなければいけないってことだ」

そう言った上条の空気が変わる。『幻想殺し』を解除して『竜王』の力を纏ったのだ。

上条「目の前に居る5人は俺がやる。五和はまだこっちに来ていないアウレオルスと『水流操作』を頼む。
おそらくは、サーシャだろうがな」

五和「は、はい!」
続きを読む