朝潮ちゃんと北上さん


1: ◆zPnN5fOydI 2017/01/09(月) 23:07:08.67 ID:O6XKz3CK0

自己満足のための投稿です.

またまた試験的な作品です.
多分これで最後です.

3: ◆zPnN5fOydI 2017/01/09(月) 23:09:39.22 ID:O6XKz3CK0


北上は駆逐艦が嫌いである。

北上のフレンドリーな性格につけこみ、

北上の気持ちを顧みずに、ベタベタと幼く甘える。

そのしつこさを、北上は嫌っている。

しかし、甘えられるのは悪くない。

例えるならスパイス。問題は効き過ぎること。

少々ならむしろ良いし、北上もそれを望む。



4: ◆zPnN5fOydI 2017/01/09(月) 23:10:06.56 ID:O6XKz3CK0

「こんにちは、北上さん」

「おお! 朝潮ちゃんじゃん!」

すれ違いざまに、気持ちの良い挨拶をしてくる、朝潮。

しかし、朝潮はそれっきり。挨拶したら、もう終わり。

全く無いと、味気ない、つまらない。

北上は、朝潮に甘えてもらいたい――


8: ◆zPnN5fOydI 2017/01/09(月) 23:19:34.10 ID:O6XKz3CK0



北上は上機嫌で、廊下を歩いていた。

今日、北上は出撃し、見事勝利してMVPを取った。

さらに、軽傷のために急いで入渠する必要もなく、

疲労回復を兼ね、これから昼ごはんをゆっくり食べることができるのだ。

何を食べようか。上機嫌で考えているところに、

目の前から、うつむき加減に歩く朝潮と出会う。


9: ◆zPnN5fOydI 2017/01/09(月) 23:20:07.32 ID:O6XKz3CK0

「朝潮ちゃん!」

「あ、北上さん。ご苦労様です」

「良ければ、これから一緒にお昼食べない?」

「あ、はい。私で良ければ」

そして、2人で食堂へ向かう。

その途中、北上は朝潮の暗い、しょんぼりとした表情を汲み取り、

どうしたのかと訪ねた。

10: ◆zPnN5fOydI 2017/01/09(月) 23:21:04.54 ID:O6XKz3CK0

「その・・・演習で負けてしまいまして、それで」

演習、仲間との模擬実践。それで負けた。

北上は内心、くだらない、と思った。

所詮は演習。

重症を負うわけでもなければ、負けて損するわけでもないのにと。

朝潮にかける言葉を北上が探しているうちに、食堂につく。

続きを読む