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【モバマスSS】狂愛トライアングル

1:

◆Q/Ox.g8wNA 2016/12/13(火) 16:29:44.15 ID:G0Dj5m3a0


モバマスSSです。

一部、フェスなどのシステムに独自設定が有ります。

アイドルの性格が一部不快に思われる描写に改変されています。

以上の事が苦手な方は閲覧注意で宜しくお願いします。


2: ◆Q/Ox.g8wNA 2016/12/13(火) 16:31:09.51 ID:G0Dj5m3a0


大歓声の中、二回目のアンコールの曲が終わり、ステージの幕が降りた。

優に数万人は入るキャパシティを誇るこの大会場を超満員に埋めたのは、
今や超人気ユニットと化した346プロのニュージェネレーションズである。

メンバーの卯月と凛と未央は、互いに抱き合い、
遂に此処まで辿り着いたのだ、と言う達成感に瞳を潤ませていた。


そこに舞台袖から拍手をしながら、若いスーツの青年が歩み寄って来た。

「良くやったな、素晴らしいライブだったぞ!お前達!!」

「プロデューサー(さん)!!」×3

三人が声を揃え弾ませて、スーツの青年を輪の中に迎え入れた。


彼はアイドルユニット【ニュージェネレーションズ】のプロデューサーである。

1からユニットを組むために、数多くの養成所を巡り、何度もオーディションを繰り返し、
自ら彼女達をスカウトした、正に生みの親ともいえる存在だ。

それだけでは無い、順風満帆とは言えなかったこのユニットを育て、励まし、時には叱りつけた彼の尽力が無ければ、
此処までの成功は到底望めなかっただろう。


今では、アイドル三人ともに、彼に絶大な信頼を置いている。

しかし、長年の付き合いが築いた物は、どうやら信頼だけでは無いようだ。

彼女たちの瞳が潤み、頬が上気しているのはライブ終了後間もないから、と言うだけでは無いだろう。


「私たち頑張れました!! 此処までやれたのも、凛ちゃんと未央ちゃんとプロデューサーさんのお陰です!!」

「うん……私もそう思うな…、プロデューサー、改めて有難う…」

「えっへっへ、しまむーもしぶりんも泣けるねぇ、未央ちゃん感動で涙がちょちょぎれちゃうよ~??」

未央のお道化た泣き真似に、笑顔で答える凛と卯月。


そんな三人を見て、何か思う所があったのか、プロデューサーがこれは泣き真似ではない本物の涙を零した。

それを目ざとく見つけた未央が、

「おろっ??プロデューサーいけませんなぁ…、
男が泣いて良いのは、親が死んだ時と財布を落とした時だけですぜ??」

と、二ヤリと笑いながら、プロデューサーの肩に手をポンと置いた。

「えっ、少なくないですかっ??」

それを真に受けて、卯月が目を丸くする。

「もう、未央。 ココはプロデューサーの涙に、感動しとく所だよ??」

と、凛が軽く窘める。


何時ものニュージェネレーションズの流れ、何時までも変わらない心地いい空間。


三人が何時もの様に満面の笑みで笑い合う。


プロデューサーが次の言葉を告げるまでは、少女たちはそれが永遠に続く物だと思っていた。


「いやな……、こんなお前たちの楽しそうな姿も、しばらく見れないと思うと不覚にも込み上げて来てな……」


三人が三人とも顔に???とクエスチョンマークが浮かんで見えるほど、キョトン、とした顔になる。

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