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エレン「ドリフターズ?」【後編】




























432:

◆B2mIQalgXs:2014/03/11(火) 21:51:56 ID:4oFdWyb6


ハンジ「え? これに?」

信長「五年前はさぞかしゴタついていたのであろう。ちょいと身元が怪しくても訓練兵団に入団できる状況であったことは火を見るより明らかぞ。そんな怪しいヤツがついでに上位成績まで稼いだりしたらどうじゃ。どう思う?」

ハンジ「怪しさプンプンですねわかります」

リヴァイ「そうか。つまりはこのアニっていうメスガキの周辺を洗い出していけば……」

エルヴィン「結果として彼女は白にも黒にもなりうる。しかし黒となった時、彼女とつながりのあるものは全て黒となる」

信長「そういうことじゃ―――――調べるぞ。お主らの得意分野であろう?」


 ニヤニヤとした笑みを浮かべる信長であったが、エルヴィンも、リヴァイも、ハンジも、笑わなかった。

 信長の瞳は、ここでない何かを見ている。細められた視線の先に何があるかは知る由もなかったが、三人は見られているそれを哀れに思った。

 信長の目は、殺意に満ち満ちていたのだから。



……
………

433:

◆B2mIQalgXs:2014/03/11(火) 21:53:53 ID:4oFdWyb6


………
……


〜ウォールマリア・壁上〜


エレン「で、話ってなんだよ。そろそろ聞かせろよ」

ライナー「他の連中には聞かれたくない。もうちょっと離れてからだ」

エレン「内緒話にしたって、そこまで離れることはないだろ? 見ろよ、与一たちが壁にガッツンガッツン矢を射掛けて、どんどん石壁生やしてやがるんだ。大声出したって声なんざ届かねえよ」


 壁上を延々歩き続けるベルトルトとライナーの背に、焦れたようにエレンが声をかける。

 ライナーはちらりと肩口から視線だけ振り返り、エレンと他の兵士たちとの距離を測った。

 彼我の距離はおよそ30メートル。立体機動装置を用いても1秒強はかかる距離。

 さらにエレンが言うとおり、与一らとエルフはより精度の高い階段を作るために、バスバスと石壁の符付きの矢を放っていた。

 石壁が生える際の轟音があちこちから反響し、騒音をまき散らしている。

 ライナーとベルトルトは視線を合わせ、頷きあう――――充分だ、と。

 二人は振り返り、エレンを見下ろしながら語り始めた。

434:

◆B2mIQalgXs:2014/03/11(火) 22:01:07 ID:4oFdWyb6


ライナー「俺達は五年前……壁を破壊して人類への攻撃を始めた」

ベルトルト「…………僕が壁を破壊した」


 ライナー、ベルトルトが選択したのは『説得』だった。

 この状況下において巨人化しての拉致は得策ではない。

 人類最強のリヴァイ兵長がおり、何よりも得体のしれぬドリフターズが何をしてくるのかも分からない。

 エレンを確保することは容易かろうと、そこから詰みに陥るのは明白だった。


エレン「…………はぁ?」

ライナー「俺が『鎧の巨人』で、こいつが『超大型巨人』ってやつだ」

ベルトルト「エレン。君が鍵だ。君さえ僕達と一緒に来てくれるのなら、もう壁を壊す必要なんてないし、人類を殺す必要もなくなるんだ」

エレン「はあ? わかんねえよ……それに一緒にって………どこにだ?」


 ただライナーとベルトルトには二つの誤算があった。

 一つはライナーとベルトルトが思っているよりも、エレンの『巨人』に対する理解度が低かったことだろう。

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