幼馴染「ボクだって女の子らしい格好したら可愛いんだからな」【第四話〜六話】

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122: ◆PPpHYmcfWQaa 2016/03/01(火) 21:50:54.13 ID:B8s60EJWo



第四話


幼馴染「アッキー〜?」

男「なんだよ」

近頃ナツキは俺のことをアッキーと呼ぶようになった。
それは俺たちがまだ幼い子供だった頃の懐かしい呼び名だ。
もうナツキくらいしか覚えていないだろう。


幼馴染「ねー、あった?」

男「んー...いま探してるだろ」

幼馴染「氷準備できてるよ〜〜」

男「わかってる...去年どこにしまったかな」

扇風機にひきつづき、ナツキに出せ出せとせがまれたのはかき氷機。
確かペンギンのような生き物の頭に取っ手のついた形をしていたはずだ。


男「あれぇ、ないんだよ何故か」

幼馴染「なんで?」

男「いつもならこの辺りの棚にしまってるんだけど」

幼馴染「まだかなまだかな。シロップ何味にする?」

男「実はそれ、色は違っても味は全部同じらしいぞ」

幼馴染「え〜〜? これどうみてもメロンじゃん。メロンって書いてあるし」ペロ

男「まじまじ。ほんとに見た目の思い込みで味がかわるらしい。人間の脳みそって適当だよな」

幼馴染「ふ〜ん?」

ナツキの声はどうにも訝しげだ。
振り返るとスプーンに2種類のシロップを交互に垂らして怪訝な表情で味を比べていた。
俺もTVでやっていた実験の受け売りでしかないので、いま家にあるシロップ達が本当のそうなのかどうかは正直わからない。



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